キレイな家を目指したい

物臭だけどキレイな家に住み続ける方法を模索しています

お盆の墓場で遭遇したもの

 というわけで腹を壊しつつ墓参り。またかよ。まただよ。

 いつぞやの地獄よりはマシだったものの、いろいろと打ちひしがれて「善意で世の中どうにかなるなら誰も苦労せんわ」と道端の啓発的な看板にすら悪態を吐く始末。みんなが少しずつ優しくなったって平和になるわけじゃないのよ優しさのベクトルがおかしい人間なんてごまんといるのよラーラララー。雲行きが怪しいのでとりあえず歌っておきました。

 墓場に着いて真っ先に思ったこと。

「墓の裏が開(ひら)けている」……尾崎放哉か。

 裏手の墓が墓じまいしたのでしょう、更地になって見通しが良くなっていたのです。これも時代の流れなのだろう、我が家もいずれそうしたいものだ。と、思ったわけでして。墓守は楽じゃない。

 ところで墓には灯籠があります。

 例えばこんな感じのものが。実際に明かりを灯すことは無いです。いろいろ意味はあるようですが私は全然詳しくないのでパス。夫実家では線香やライターなどを濡れないように袋などで包んでから灯籠の中に詰め込んでいます。それが是なのか非なのかは分かりかねますが、無知な私としては「夫実家らしいな」というのが率直な感想です。

 

 それはさておき、風が強かったので飛ばされないように灯籠にゴミ入れ用の袋を引っ掛けました。まぁ夫に袋を引っ掛けてもいいかと訊いたら別にいいよと言ったので……。せっせと掃除をしたり花を用意したりしていると、蜂が飛んできました。墓場には毎年アシナガバチがいるのでどこかに巣があるんだろうと気にせず作業をしていたら、5分経っても変わらず私の周囲にいるのでさすがにおかしいと思い、灯籠に掛けていた袋を取ってみたところ、どこかに消えていきました。通り道だったのかなぁと思いつつも何か気になるので探してみると

 

 

 

 

住んでた。

 

 灯台もと暗し、いや、灯籠暮らしをしていました。でっち上げたイラストはミツバチですが実際はアシナガバチ。凶暴ではないということは知っていたものの、巣に近づくどころか至近距離に袋を掛けても攻撃してこないことには驚きました。5~6匹くらいいたんですけどね。じーっと見ていても特に気にもせず、せっせと巣作りをしたり灯籠から出入りしたりしていました。まぁこちらも(手持ちに駆除できる道具も無いから)敵意無いし。

 調べてみると「墓場に蜂の巣」というのは割とあるみたいです。対処法は出入りさせないために灯籠の窓を塞いでしまえばいいとか何とか……なんだろう、目の細かい金網とか? さすがにガムテープは応急処置はいいんだろうけど見映えが悪いし、何より雨降ったら剥がれそう。うーん、まぁ、善処します。考えときます。お盆の後半はダラダラ過ごすんだ……過ごすったら過ごすんだ。