キレイな家を目指したい

物臭だけどキレイな家に住み続ける方法を模索しています

今日も今日とて朝から騒がしい、それが田舎

 「田舎」の定義は非常に曖昧であり、安易に田舎認定をすると軋轢を生みかねない現代。それを踏まえた上でも「田舎暮らしです」と断言せざるを得ません。そりゃあ誰がどこから見ても田舎だよ。徒歩圏内に店なんか無いよ。まぁ「10キロ毎日歩きます!」って人なら話は別だろうけども。

 そんな田舎暮らしなので年がら年中タヌキと遭遇します。今日も朝から思いっきりタヌキと目が合いました。キツネはタヌキよりも遭遇しませんが普通にいます。タヌキもキツネも夜に鳴いたり喧嘩したりしています。あとキジがそのへんで縄張りを主張しています。サギも飛んできます。あいつら道路の真ん中で通せんぼするんだよ。一方、スズメとムクドリは小屋の軒先を占拠して巣を作っています。ネットを張って阻止しようかとも考えたんですが、阻止したら阻止したで屋根瓦の隙間や雨樋に巣を作りそうでイヤなので諦めました。今年はヨシキリが庭の木を気に入ったらしくギョッギョッギョ ギョギョシギョギョシと頻繁に鳴いています。もちろんカエルもゲコゲコゲコゲコ鳴いています。この時期の蒸し暑い雨の夜などは陸に上がりたてのアマガエルが大移動を始めて庭を横断し、車が通れなくなります。帰宅時は私が車から降り、カエルを拾って通り道を確保し、濡れ鼠です。玄関先にもカエルが出没するので踏まないよう気をつけなければいけません。ついでにでっかいカナブンみたいな甲虫も転がっているので油断できません。虫は大量に湧くものだから諦めろ、という勢いで湧きます。先日は網戸に大量の細長い小さな羽虫が張り付いており、窓を開けることもできませんでした。調べてみたらキノコバエの一種で、なんか気温や湿度など条件が揃うと大量発生するらしいです。梅雨の雨上がりのジメッとした午前中に多いとか。

 一気にまくし立てるように書きましたが、ほんの一例です。ここに引っ越してきた当初は「ビオトープ興味あるなぁ作ってみたいなぁ」と思ったんですが、目の前に広大な田畑がある環境でビオトープ作る意味あるか? と我に返りました。「庭に小さな生態系を作ろう」どころじゃなくて、普通に庭が大きめの生態系に含まれています。油断すると自然に呑み込まれる……あ、モズのはやにえだ(木によく刺さってる)。

 何でこんな話をしているかというと、朝から敷地の出入り口にネズミの亡骸があったからです。ハツカネズミだな、こりゃ。夫が通った時には存在しなかったと言うので、15分の間に何かがあった様子。行き倒れとも思えない。もしかしたら鳥が落としていったのかな。仕方ないので手袋をして埋めました。埋める場所なら山ほどあるよ。隣近所は離れているので何かあっても問題無いよ。何かって何よ。