キレイな家を目指したい

物臭だけどキレイな家に住み続ける方法を模索しています

ナスが辛かったのは食中毒?

 「ナス 辛い」で検索すると大量のレシピに見舞われますが、違うんです。ナスそのものが辛かったんです。辛いけどトウガラシなど香辛料の辛味とは違うような、なんというかピリピリする感じ。ヒリヒリというよりはピリピリ。でもいわゆる「ピリ辛」とは違う感覚。なんだこりゃ。

 最初に気づいたのは母でした。味噌炒めを作ったら辛くて食べられないと。確かにピリ辛になっていたので、謎の調理方法を編み出したか知らない間にトウガラシでも入ったんじゃないかと疑ってしまいました。トウガラシ切ったまな板や包丁使ったとか……そんなことまず無いんだけども。うちにトウガラシ無いし。

 母がナスを食べないと言うので夫と焼きナスにして食べてみました。美味し……辛っ! 何もしていないのに明らかに辛い。それが冒頭で書いた、口の周りがピリピリする辛さ。バナナなどを食べたら口の中がイガイガするような口腔アレルギーとはまた違った感じ。引っ張ってもしょうがないので結論を書きますが、どうやら「仮性アレルゲン」が原因のようです。食品中に含まれるヒスタミンとかアセチルコリンとかに反応してアレルギーに似た症状を起こすと。で、ナスにはそれらが含まれているとか。知らなかったなぁ……。

 ちなみに輪切りにして十分にアク抜きをして焼いて食べてみたところ、かなりマシになっていました。完全には抜けていないので、やはりピリピリしましたけども。ヒスタミンって水溶性らしいですね。だから水にさらすことでマシになったのかと。それとヒスタミンが通常の加熱で分解されないのは、焼きナスが証明しています。一番刺激が強かったです。あれは食べていいものではない……。

 ヒスタミンの中毒といえば魚なんかを思い出すんですが、ナスやトマトなどにも多く含まれているとは知りませんでした。今回のナスは相当な量が含まれていたんでしょうかね。無味無臭なので気づきようがありません。

 私なんかがあれこれ述べるより、厚生労働省のページを見たほうが参考になります。

www.mhlw.go.jp

 このページの中に

>ヒスタミンを高濃度に含む食品を口に入れたときに、くちびるや舌先に通常と異なる刺激を感じることがあります。 この場合は、食べずに処分して下さい。

と書かれてあります。つまり、食べるなと。そりゃそうだよね。でも料理前に気づく方法って無いかなぁ。料理した後に処分するの悲しいです。無駄な労力……。