キレイな家を目指したい

物臭だけどキレイな家に住み続ける方法を模索しています

年末年始のコロナ対策……か

 あー、もやもやする。

 年末年始に夫が夫実家で晩御飯を食べてくる、ってのがすごくもやもやする。

 

 毎度いつもながらの憂鬱な問題。年末か年始に夫実家に行き食事をお見舞いされるのが憂鬱で憂鬱で、毎年12月になると心が腐れていた。ノロもお見舞いされたっけな、あの感染力は本当に凄かったな。

 二世帯同居してからは、私は行かなくても済むようになりましためでたしめでたし、というわけにもいかず、新たな悩みが発生していた。夫に酒を勧めてくるのが辛い、それに応じて酒を飲む夫が嫌だ。夫が飲み会で己の適正量を見極められず急性アルコール中毒のような状態になって帰ってきたのを見ているのに、知っているのに、それでも酒を半ば強制的に勧める夫母が嫌いだ。毎年12月になると憂鬱な気分になるのは、夫と夫実家の件もあるからだ。

 とはいえ今年はさすがにコロナもあるし行くこともないだろう……と無意識のうちに思っていたのだろうか、あまりその件で憂鬱な気分になっているという気はしなかった。だがしかし、やられた。大晦日は隣に行ってくると夫が言った。当日に言わないだけマシかもしれないが、猶予があるだけ悩みが膨らむ。え、いいのか? 同居家族との食事はどうしようもない面もあるので控えろとは言わない。持病がある。高齢者もいる。私は肥えている。リスクを少しでも下げたいのならば、年末年始に同居家族以外との食事は避けるべきだろう。とはいえ普段は顔を合わせない二世帯住宅、同居でもあり別居でもある。いいのだろうか。よくないような気がするのだが。というか、よくない。

 夫も夫母も天然だ。空気を読まないし読んでもズレていることが多い。今までそれに散々、それはもう散々、さ・ん・ざ・ん 振り回されてきた。大晦日にどんな行動をするのだろうと想像してみる。大皿料理あるいは鍋を囲んで、直箸で食べる。食べかけ・食べ残しをシェアする。食べた後はテレビなど見ながらダラダラとテレビを見て数時間過ごす。換気はしない。うわぁ……うわぁ……想像なのに頭を抱えてしまう。想像じゃなくて、絶対やる。特に食べ残しをシェアなんてのは、病院帰りに仕方なく外食した時に、やっていた。あまりに予想外の行動だったので私は真顔でフリーズ。それでも「食べ物をシェアしちゃいけないんだよ」とは言ったものの、恐らく全然届いていない。それが今月の話なのだからどうしようもない。「コロナ恐いねー」なんて言いながら、食べ残しを夫に食べさせるのだからどうしようもない。

 そんな夫と夫実家に「コロナもあるから大晦日の食事は控えてほしい」とだけ言っても全く理解してもらえないだろう。夫は私の屁理屈を総動員すれば止めることも可能だろうが、夫母は

「えーなんで?」

「家族だから大丈夫だよ」

「なんで食べないの」

と超絶不機嫌になるに違いない。一番リスク高い人間なのだから自重してほしい。抗がん剤治療も控えているというのに。ウイルスが目に見えないからこそ、人は過剰に恐れたり軽んじたりするのだろう。ウイルスがリアルタイムで可視化されたらいいのに。もう一度、夫と話し合ってみるしかないか……。