キレイな家を目指したい

物臭だけどキレイな家に住み続ける方法を模索しています

朝から晩まで病院で

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 あまりに暇で屋上の冷却塔などをを眺める。それにしても迷路だな、この病院。待機場所(8階)から売店(1階)に行って戻るだけで迷った。

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 夫母の手術は無事に終わりました。待機時間は10時間。待機時間は10時間。うっかり2回書いてしまいましたが、待機時間は10時間でした。3回書いちゃったよ。朝7時に家を出て病院へ行き、夜10時前に帰宅。人は「何もしない」というだけで、「待つ」ということだけで、ここまで精神的に苦痛を感じることができるのかと思いました。

 どうも私は人としての感情が抜け落ちてる部分があるのか、手術中に心配で心配で堪らないということが……ほとんど……無いような……。病気が発覚した時が動揺のピークで、治療に関しては全部病院に委ねるというか、別に無条件で委ねているわけではないけれども、現代の医療がすごくて自分の知能では病院側の説明で「オーケー分かった」としか言えません。とても分かりやすく説明してくれるし、自分である程度調べたりもするので説明は全て理解できるけど、知能が足りないので説明以上のことを考えることができせん。手術の説明の度に思うんですよね、ああもっと知能があったらもっと知ることができるんだろうなと。そしたらもっと面白いのだろうなと。面白いという表現はどうかと思うけども……。

 もちろん薬には副作用もありますし、手術には不測の事態が起こる可能性もあるのは分かっています。それは心配じゃないのかと問われたら心配なんだけれども、考えてもどうにもならない問題なのでどうしようもないです。何か事が起こったのならばどうにか対処するしかないでしょうし、その対処をするのは病院側なので、こちら側ができることは「待つ」以外何もありません。何かあれば連絡があるということは何の連絡も無い方がいいに決まっているので、ただひたすら時間が過ぎるのを待つしかないということも受け入れるしかありません。バタバタする方がよっぽど嫌だ。

 とはいえ、10時間。予定は8時間だったので相応の覚悟はしてきたものの、やはり5時間くらいが限度。前半はどうにか過ごしていたものの、昼食を食べて後半がもう暇で暇で……移動するにもエレベーターを使わないといけないので*1非常に面倒。大病院なのでエレベーターは人の出入りが激しく、それだけで移動が億劫に感じてほとんどの時間を待機場所で過ごしていました。スマホ見たりボーッとしたり、飲食物持込可だったので売店に買いに行ってみたり、昼食を食べに行ったりしても時間が余る。余るというか減らない。カフェインを摂ったせいか眠くても居眠りするには至らないし、無駄にトイレが近くなる。ようやく日が暮れてきたかと思っても終わらない。本は嵩張るので持ち込まなかったんですよね。もうノート開いて落書きのような計算をし出す始末。ようやく呼ばれたのは先に述べたとおり、10時間後。そこから麻酔が覚めて面会するまで1時間くらい。

 何はともあれ無事に予定どおり終わってよかったです。手術して終わり、ではないのでこれからもまだまだ続いていくんですが。

*1:8階⇔1階を階段で移動する体力などありゃしないし、階段の場所が分からなかった