キレイな家を目指したい

物臭だけどキレイな家に住み続ける方法を模索しています

義母がガンになりまして

 そんなタイトルのエッセイありそうですね、なんとなく思っただけですが。ではなくて、本当にそうなりまして。夫母、大腸ガン。ここ数年いろいろあり過ぎて顔がボウリングの球みたいになるような心境です。こんな顔(∵)

 さすがに自分のことではないし現在進行形の出来事なので詳細は伏せますが、それでも声を大にして言いたいことがあるのです。

 

トイレで血が出たらとりあえず病院行こ?

 

 もっとストレートな物言いでもいいんだけど、さすがに……ねぇ。あと、お食事中の方がいたら申し訳ない。本来は「検診受けようぜ!」と主張すべきところだけど、普段とは明らかに違う・明らかにおかしい症状が出ているならば、何はともあれ病院に行こうよと言いたいのです。

 私が異変を知った発端は、夫母が長いこと便秘らしいと夫が話してきたことです。通常であればそんなお通じの話の報告されてもなぁ……と思うところですが、そりゃ1ヶ月と言われたら普通じゃないと思うでしょう。夫も普通じゃないと思ったから私に話したのだろうし、夫母も普通じゃないと思ったから夫に話したのだろうと思います。そして病院へ行って検査したら十中八九ガンであると告げられ、さらに検査したら実際ガンであると。内視鏡で見た時点で結構な潰瘍になっていてそれなりに進行している状態のようですが、幸い、転移などは今のところありません。全て、これからです。大変だ。

 それで、夫母の話をよく聞いてみると、単なる便秘だったわけではなく、もっと症状が出ていたことがよく分かりました。「便が細い・出にくい・残ってる感じがする」「血が滴り落ちる」「お腹が張る」……思い返せば1ヶ月どころじゃなくもっと前から異変はあったようです。全て痔のせいだと思っていたそうです。うえええええと頭を抱えそうになりますが、自分だって自分のことだったら何らかの正常性バイアスが掛かってスルーしていたかもしれません。さすがに血が出たら即刻病院行ってますが。実際行ったら病原性大腸菌がコンニチハでしたが。

 ちなみに私の父(故人)も大腸ガンでした。自覚症状があって検査を勧められても頑なに拒否した結果かなり進行してしまったらしく、腸閉塞を起こしかけていたので手術はしたものの2年半ほどで亡くなりました。その時ね、痔だって言い張ってたらしいんですよ。今回、それを思い出しました。ああ、やっぱり、痔と思い込んでしまうのだなって。思い込んだ結果、発見を遅らせてしまうのだなって。

 だから何度でも言いたい。

 

トイレで血が出たらとりあえず病院行こ?

 

と。そもそも痔だから病院に行かないという選択肢がある方が問題なのかもしれません。痔だって病院に行くべきです。血を見ただけで痔かガンか他の炎症かなんて分からないのだから、行くべき。そりゃあ明らかに出口がちょっと切れちゃったと分かるようなレベルならば行かずに済ませるのも分からないでもないですが、数日も出血してるというのは、もう行くべき。レッツゴー病院。

 中途半端に軽いノリで書いてるのはそうでもしないと中途半端に重い気持ちになるからです。自分の親の時はあまり気にしなかったけど、こういう時、夫に対してどんな風に接すればいいのか……結局、自分がどうされたら楽かと考えた結果、いつもどおりにしていればいいのではと思い至りました。だから中途半端に軽いノリです。油断するとこんな顔(∵)になりますが。 ずっと落ち着かない生活が続いていたけど、夏も落ち着かなそうです(∵)