キレイな家を目指したい

物臭だけどキレイな家に住み続ける方法を模索しています

電気ポットのパッキンは定期的に交換しようとは思ったものの、ふと考えてしまった話

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 お盆休みのある日、ポットが壊れました。ウチのポット「優湯生」って言うんですけど、突然「やってらんねー!」とグレられたような気分です。

 

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 何が壊れたかというと、内ぶたを留めている部分がバッキリと折れました。3ヶ所全て。つまり、突然グレたというわけじゃなくて、それまで溜まりに溜まっていた鬱積が爆発したのでしょう。なんかゴメン。

 最初は原因が分からずネットで調べてみると同じようなケースが散見されたので構造的欠陥なのかと思いかけたものの、よくよく考えてみるとパッキンがダメになったんだなこりゃと思いました。蒸気でプラスチック劣化したんだろうね、たぶん。説明書を見ると年に1回は交換しろとか何とか……3~4年使ってるけど一度も交換してませんでしたごめんなさいごめんなさいごめ(以下略)。そりゃ優湯生もグレるわ。

 で、こうなってしまうと内ぶただけ交換というわけにはいかず、ふた全てを交換するしかないわけで、料金いくらかと調べてみたところ……うちぶたせっと、やく、はっせんえん。購入価格いくらか忘れてしまったのだけど、価格の半分以上がふたで占められているのかと思うような金額に驚くのでした。普通の電気ポットじゃなくて魔法瓶だからだろうか。とにかく、こうなると普通に買い替えてもあまり変わらないし、修理に出す手間も面倒臭いし、スパッと買い替えることにしたのです。

 

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 2代目はとく子さんに来てもらいました。優湯生を使っていて分かったことといえば、オーバースペックだということ……メインで使用する母からしてみれば、お湯さえ沸いて保温できればいいんですよ。ならもう一番安い普通の電気ポットでもいいんじゃないかと思ったものの、見ていると毎日お湯を沸かして使用しているので、やはりある程度は省エネの方がいいかなと思い、とく子さんにしたわけです。約1万円(で小銭程度の釣りがくるほど)でした。ちなみに、ふたは5000円、パッキンは700円らしいです。

 あとどうでもいいんだけど、売り場で見掛けた四角いフォルムの赤いとく子さんは何かに似ていると思ったら、そば湯が入ってそうなアレでした。湯桶の四角いやつ。角湯桶ですね。

 

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 問題は母がちゃんと使えるかどうかなんですが、給湯のボタンは非常に分かりやすくて大丈夫でした。でもロック解除が怪しい……。

 

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 とく子さん、電気使わずとも給湯できるんですよ。ほら、普通のポットみたいに押して給湯するの。これで電気コード抜いて持ち運んでもポットが使えるというわけ(もちろん長時間抜いてたらお湯は冷めるけども)。ちなみにコードが外れやすいけど、このエアー給湯のおかげでコードが外れていても給湯できるぞ! ……いや、コードが外れやすいのは普通に難点だと思うよ。いうことなんですが。すごく簡単に外れるので気付かず外れっぱなしにしてしまいそう。

 今度は定期的にパッキンを交換するぞと思ったんですが、忠実に年1回交換すると仮定して、10年で10回、合計7000円(税抜)……えー。ちょっと交換を躊躇しますね。いやいや、10年全く交換せず使える保障なんてどこにもないんだよ。素直に交換しようよ。実際、今回だって3~4年でダメになったわけだし。でも逆に、パッキンを定期的に交換さえすれば防げたんだろうかという疑問が首をもたげるんだよね。だって四六時中、熱に曝されてたら、プラスチックってどうなんだろうね、って思うもの。となると、ふた自体が消耗品扱いなのでは……と思ったら実際メーカーサイトの消耗品購入ページにあるんだもんなー、ふた。メーカーに問い合わせたら5年で劣化することもあるという返答があったという話もあるし、もうパッキンじゃなくてふたそのものを5年に1回交換すべきなのか? いやそんなバカな。

 仮に5年に1回ふたそのものを交換するとしよう。それじゃあパッキンを毎年交換する意欲は無くなりますわな。だってそれまでの間に4回交換するとして、2800円ですよ。ふたの約半額ですよ。そしてふたが5000円であると考えると、それもう普通に本体を買い替えた方がよくないか? と思ってしまったり。いやいや。いやいやいやいや。

 まぁ、こんな話など所詮は与太話なので真面目に考えなくてもいいんですが、コスト掛けてメンテナンスしながら長く使うか、ポット本体すらも消耗品と割り切って短いスパンで買い替えるか、どっちかなんですかね。身も蓋もない話をすると、私や夫はポットいらないです。あれば便利だけど無くても生活できるので、将来的にはポットの無い生活になるのかもしれません。高齢者になってポット便利だわぁとか言うようになるかもしれないけど、その時はその時。