今日も朝から呪詛を吐きながらゴミを拾いました。ゴミを拾えば拾うほど、ゴミ拾いをしている他の人が聖人に見えてきます。なんであんなに涼しげな顔でゴミを拾えるんだろう。私なんか苦虫をギッチギチに噛み潰してすり潰したような顔をしがちだよ。9割どころか10割ロクなこと考えてないよ。魚の餌にしてやろうかとか、ああいやでもそんなもん食わせたら魚が可哀想だとか、そんな感じ。
家に戻ってゴミをゴミ袋に入れようと小屋を開けたら、なんか妙にヒンヤリとするのです。
思い当たるフシといえば、この冷蔵庫。玄米を保管している冷蔵庫。建て替え前からあるというか15年前からあるんじゃないかなと思しき冷蔵庫。いや分かんないけども。冬の間は電源を切っていて暖かくなったら電源を入れるのですが、すっかり忘れていて先日ようやく電源を入れたんですよ。小屋に入った時、ゴオオオオオオオと動作していたからその冷気がヒンヤリと感じたのかな。なんだこれか、はっはっはっ。
（微妙な間）
いやいやいやいや、おかしいおかしい。冷気感じるとか意味分かんない。冷蔵庫の冷気漏れてんじゃん。
開けてみたらすぐに原因が分かりました。
汚いなぁ!!
カビなのか土なのか埃なのか、いや全部入りだな多分という汚れがビッシリとパッキン全体にこびりついていました。というかパッキン歪んでるしヘロヘロだし、今の今まで誰一人手入れなどしたことなかったんでしょうね。私？ ブログで何度も何度も何度も何度も書いているけどハシゴを捨てる捨てないで夫母と確執が起きて以来、小屋など屋外は基本的にノータッチだったから。つまり玄米用の冷蔵庫の状態など全くチェックする気がなかったわけ。その証拠に、冷蔵庫はたま～に開ける用があったにもかかわらずパッキンがここまで汚れていた記憶が全くありません。もうね、全然見てないの。全然。自分の冷蔵庫なら毎日パッキンをチェックしているのに。
パッキンが汚れているなら当然パッキンが当たる側も汚れているわけで、そりゃあ冷気も漏れるよなという感じ。で、どうすんのこれ。全体的にものすごく汚いし、正直なところ買い替えればいいのにとは最初から思ってたんだけど。というか普通に買い替えるんだろうなと思ってたんだけど。小屋が完成してこの冷蔵庫を搬入していたのを見た時は「……ええ、これまだ使うの？」と思った。
夫実家は、そういう家だ。壊れて動かなくなるまでは絶対に買い替えたりしない。かといって物を大事にしているわけでもなく、手入れなどはしない。つまり、汚いままずっと使い続ける。壊れるまで汚いまま、ずっと。物持ちが良いのではない、たまたま壊れなかっただけ。何が言いたいのかというと「せめて建て替えの時に買い替えていれば今買い替える必要が無かったのに」……もっと正直に言ってしまうと、お金出したくない。わあ正直すぎる。
普通なら、結婚してからずっと米を貰い続けていて*1その米代を計算したら冷蔵庫代など軽く超えるんだからこちらで買い替えようという気にもなるの。普通ならね。常識的な使用の結果、機械の寿命で壊れましたというのなら別にいいの。でも、あんな手入れも全然しないで汚れだらけカビだらけ、パッキンはヘロヘロ、一部カバーが外れて落ちるようなものを、自分のものでもないものを、自腹で買い替えるというのがなんかイヤ。すっごくイヤ。結局いつかは我々が買い替えなければいけないものと分かっていても気持ちにウソはつけない。だからせめてここでは駄々を捏ねることを許してほしい。やだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやd（以下略）
ふう。
まぁ、どうしようもないので本当に冷気が漏れていないか確認してから買い替えるかどうか……いや、あんな汚い状態の冷蔵庫なんか使い続けたくないので諦めるべき。本来ならただの買い替えのはずなのにものすっごく損をしているような気分になってしまうの、汚屋敷のツケを払わされている気分になるからだと思う。これまでの経緯があるから余計にそう思う。汚部屋のメリット何も無し。見事に災難ばかり呼び寄せる。
……片付けよっと。
*1:田んぼの賃料で米を買っている感じなので、現状では実質タダ（？）
