キレイな家を目指したい

物臭だけどキレイな家に住み続ける方法を模索しています

実録・エアコン清掃2019(前編)

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「週末の気温の上がり方がエグい」

 そう気づいたのは先週の中頃。ついこないだまで暖房入れて過ごしてたのに今度は冷房とか、エアコンも休むヒマが無いなぁ。掃除どうしよう。憂鬱だ。そんな嘆きが最後の更新でしたね。掃除、しましたよ。大変でしたよ。天(井)を仰いで「無力だ……」と嘆きもしましたよ。今回はそんな七転八倒の記録を前後に分けてお届けします。

 

1.状況確認

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 あれこれ説明するより見れば分かります。ヒドいですね。一昨年まではここまでじゃなかった(と思う)んですが、昨年一気に悪化したような気がします。もちろん、冷房を消す際は必ず内部乾燥機能を利用していました。それでもこうなるのか……フィルターの掃除をサボっていて内部に埃が余計入り込みやすくなったのがダメだったかな、それとも近くに洗濯物を置いたのがいけなかったのかな、そもそも室内干しがネックなんだろうかな。

 色々考えてしまいますが、埃と湿気を適切に除去できなかったのが原因なのは明らかです。室内干しも要因の一つだろうし、フィルター掃除をサボって埃を溜め込んだのも同様。内部乾燥機能は……これどうなんだろう。1時間じゃ乾き切らないんだろうか。1時間後の状況を確認したことが無いので何とも言えませんが、埃が付着しているせいで乾きにくくなっていたという可能性も考えられます。つまり、自分が悪い。掃除サボったのがいけないんだ。バーカバーカ、自分のバーカ。

 と、責めたところでエアコンがキレイになるわけもないので、どうにかするしかないのですが、最初から結論を述べてしまうと

 

エアコンクリーニングはプロに頼もう

 

この一言に尽きます。分解洗浄しないと完全な平和は訪れないからです。もちろん、自分で分解洗浄できるスキルを持っていればその限りではないですが、そんな方はなかなかいないと思います。自分で頑張ろうとすると大抵は大変な目に遭うので、クリーニング頼んだ方が無難です。もちろん、費用は掛かりますよ。だから自分でどうにかせざるを得ないので、今回こんなことになってるんですよ。みんな貧乏が悪いんじゃー。

 

2.エアコンのファンを洗浄したいなら「くうきれい」

 冷却フィンはパッと見た感じ汚れが酷いということもないので(内部は知らん)、ファンの洗浄を行いたいのですが、ホームセンターなど見てもフィンの洗浄剤ばかりでファンの洗浄剤はありません。ファンの洗浄剤といえば「くうきれい」というものがあり、これは昔使用して効果を実感したことがあります。

 

kireina-ie.hatenablog.com

 ぼやきが今と全然変わらないのはさておき、まーすごかったですね汚れ。真っ黒でしたよホントに。あれこれ失敗したのも思い出しましたが、今回に生かすことができるので、全く無駄な経験というわけではないのです。

 というわけで、くうきれいを買おうと思ったんですが、ネットで注文していたら週末の猛暑に間に合わないと判断し、取り扱っている店を探して買いに行きました。ちなみに取り扱っていたのは東急ハンズ。どうしても東京のハンズを比べると品揃えの点で「……」となってしまいがちだけど、それでも色々あるし、なかなか他に置いていない物もあるにはあるので、助かる時は助かります。今回も助かりました。

 

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 洗浄剤2種とビニール袋がセットになっています。ビニール袋は洗浄後の汚水を受け止めるためのもの。

 

3.洗浄しよう

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 まずはビニール袋をエアコンの下にセットするのですが、両面テープだけでは強度が足りず外れて大惨事になるのは明らかです。昔はガムテープで補強したものの、重みに耐えられず落ちました。なので今回は養生テープを使用し、小まめに汚水を取り出しながらの作業となりました。おかげで袋が外れることもなく作業することができてよかったです。

 でも、実はこの画像の時点で大失敗した部分があるんですよ。それは後編にて。

 

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 ムースを噴射した直後の様子。これで数十分ほど放置します。「ファンに泡をまんべんなく行き渡らせる」というのがポイント。泡はすぐにポタポタと落ちてくるので、小まめにファンを回転させるのです。

 あと、噴射する際のポイントとしては「ファンの内部にノズルを入れて噴射するのではなくファンの表面にノズルを少しさし込んで噴射する」というものがあります。私は阿呆なので内部にガッとノズルをさし込んでしまい、泡を少し無駄にしてしまいました。空間に泡を噴射しても意味無いです。ちゃんとファンそのものに向けて噴射しましょう。

 

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 そうこうしているうちに汚水が溜まり始めました。古いエアコンの時よりは色が薄くて衝撃度は低いものの、ああやっぱり汚いのだなぁと憂鬱になります。

 

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 あとはリンスで洗い流すだけ。行程は単純明快だけど、ここからの作業が非常に大変なものになります……落ちるわけがないのです、リンス1本だけでは。

 

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 リンス1本では、せいぜいこんな感じ。まだまだ泡も汚れも残ってます。昔もそれで霧吹きと歯ブラシでどうにかこうにか落とした記憶がありますが、半日くらい掛かった気がします。

 

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 それでは大変なので、加圧式のスプレーを購入することにしました。というか、ハンズで売ってたので一緒に買いました。ありがとうハンズ、探す手間が省けたよ。

 

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 このためだけに700ミリリットルのペットボトル(チェリオのグレープ)を飲みました。げふ。というかさすがに一気には飲めず、半分はコップに移しましたけどね……この年になってジュースをがぶ飲みとか恐ろしくてできません。これ以上太りたくない。

 というのはともかく、ペットボトルにセットして使用するのです。1リットルまで大丈夫らしいですが、あまり大きくても重くて扱いづらいので700ミリにしたわけです。後ろにシリンダーのようなものがあるのでそれをシャコシャコして加圧する仕様になっています。ブラシは外して霧吹きの方にしました。ノズルを閉めるとジェット噴射できます。これとブラシ(今回はパイプブラシ)を併用して、地道に残った汚れと泡を落としていきます。

 

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 いやー、落ちません。なかなか落とし切ることができません。何回も何回も水を足しての作業になりました。10回以上は足したので、少なくとも700×10で7リットルは水を使用していることになりますか。多分10リットルは必要なんじゃないか、これ。

 

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 それでも作業を続けていればいつかは終わるのです。どうにか汚れを落とした感じかな。ムースはアルカリ性で、腐食がコワいからしっかり洗い流したかったの……いやもう大変だった。首が痛くなったというか首が筋肉痛になった。どれだけ首の筋肉使ってないんだよ。

 

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 最後に乾燥させて終了、めでたしめでたし……と言いたいところなのだけど、それだけじゃ終わらなかったので後編に続きます。