キレイな家を目指したい

物臭だけどキレイな家に住み続ける方法を模索しています

ミニマリストには、なれないけれども

 極限まで物を減らしてストイックに暮らすことができればいいなぁとは思ったりもするものの、私の価値観では、あれはファンタジーのようなものです。単純に「自分には無理」というだけの話ですが、それでは話が終わってしまうのでもう少し。

 物を減らすということは、生活の質を上げることになるのか、下げることになるのか。そもそも「生活の質」とは何か。そこで、仮に洗濯機を手放したら、ということを考えてみます。コインランドリーを使うという手もありますが、コインランドリーを使用するに時間も取られてしまう上に、当然ながら家で洗濯するより割高。つまり手洗いということになり、まとめて手洗いなんて大変なので、こまめに毎日着たものを手洗いしては干す……一人分ならまだしも、二人分……タオル類やシーツ類も手洗い……場合によっては綿毛布なども手洗い……どうしても洗濯機が使えない状況に陥ればやらざるを得ないけど、考えるだけでゲッソリとします。そう感じるのであれば、洗濯機を手放したら生活の質は下がるでしょう。真冬になると室内が氷点下になるような隙間風だらけの家で暮らすだけで精神がゴリゴリと削られていく軟弱者の私ですから、洗濯機無しの生活を強いられたら幸福度は確実に下がります。

 つまり、物を減らすにしても「生活の質を下げない」というのが大前提になるわけです。例えば猫を飼っているので、安価なボックスティッシュが2階には5つあり、ウェットティッシュの類も3つあります。どこにいてもすぐに取れるようにしたいというのが理由で、これは絶対に必要かといえば、必要ではないでしょう。1個ずつでも生活できるでしょう。でも複数個あった方が便利です。楽です。手間を惜しまないのではなく手間を省きたい性格なので、これはどうしようもありません。

 ここまで書いて唐突に面倒になってしまったので結論を述べると、もう少し物を買うのは慎重に行うべきだということです。ミニマリストにはなれなくても、せめて無駄な物は買わないようにしたいと。猫が時々ベッドの布団の中でゲーとやらかすので、せめて下に染み込まないようにと猫が寝るような場所にタオル生地のバスマットを買ってきて敷いてみたんだけど、上手いことその上で寝てはくれない……マット類好きなくせに寝てくれない……まぁ、猫はそういうものなんだけども、完全なる無駄遣いで凹んでます。

 あと、座布団カバー買ってきたんだけど、座布団が大きくて普通のカバーじゃ長さが足りませんでした。調べてみたら「八端判」なるものだったらしいです。広く流通しているのが「銘仙判」で、売っている座布団カバーのサイズは大抵が銘仙判。ああもうだからサイズちゃんと測ってから買えってのに、もうもうもうもう。自分の馬鹿さ加減に辟易とします。ギチギチに詰めれば使えるのでギチギチに詰めたけど。元々処分予定の座布団だったし、2階で適当に使うだけだからいいの。別にいいの。