そんなこんなで完全同居だろうが敷地内同居だろうが大変な事には変わりなく、茨の道を歩んだ先には何があるんだろう何も無いんだろうなと思いながらも進むしかないのです。
夫実家に関する悩みといえば、「作業をした後に夫が別の服を着て帰ってきて、元の服が行方不明になる」という事があります。これは同居前から時々発生しており、原因は「汗かいたから風呂入って～、着替えて～」と夫実家にある服を提供され、着ていた服は「洗濯するからね～」と持っていかれるからです。その着替えの服というのがもはや誰のか不明のもので、何年も衣類ケースの中で熟成（？）されているらしく、なんか……悪いけど……におう。匂うじゃなくて臭う。そして次に行った時に洗濯された服が返ってくるのだけど、それはそれで何か……臭う。当時は頭をかかえたものです。せめて自分の服は！ 自分の服だけは持ち帰ってこい！ と言ったものです。あと最初から汗かくレベルの作業と分かってる時は着替えを持たせるようにしました。黙ってやられてるだけじゃないのよ。
今では同居なものだから自宅で着替えるなり何なりすればいいのでこういった悩みは解消されました。
それじゃあ何で見た事もない服が存在しているのでしょうか。どうしても着替えを用意したいんですか。いくつになっても世話焼きたいんですか。あのね、何回洗っても風通しても臭いが取れないの。一体どうやったらこんな状態になるのか全く分からないの。皮脂汚れが蓄積されてるのかなぁ。
そりゃね、そのままゴメンナサイとゴミ袋に入れる事も出来るんだけど、せっかくだからどうにか落とせないか頑張ってみようと思います。
まぁ皮脂臭いんだから皮脂なんだろうし、それならお湯とか衣類用漂白剤とか使えばいいんだろうな。基本的な方法ですよ。普通に洗っても落ちないのであれば浸け置きでどうだ、と。上にタオルでフタをして、しっかりと浸け込みました。
おううう……読むな、シャツの文字を読んだら辛くなるぞ。何で夫実家からもたらされる衣類って何でこういう系統なんだろう。中学生くらいで止まってるような……って、これがアレか「母ちゃんの買ってきた服が（以下略）」ってやつかー！ うん、まぁ、それだけなら微笑ましいエピソードになるのかもしれないよ。でも、さすがに似合いもしないのに30代後半でこれ着て外を歩かれるのはちょっと（泣）。全力で引き止めるわ、そりゃ。
それにしても、やはりいくらかは色落ちしますね。まぁ色が落ちても別に構わないのでいいんですが。
後は普通に洗濯をして干してみたところ、落ちた！ あれだけ頑固でどうしようもない皮脂臭さがほとんど消えた！ でもフタをしていたタオルが今度は皮脂臭い！ なんでだー！ ええと、それはつまり、服から溶け出した皮脂がタオルに付着したってこと？ となると、皮脂臭さは中途半端に洗濯すると他の臭くないものにも移っちゃうってことか？ そして全ての衣類が「……なんかくさい」となるのか。それが洗濯槽なんかだったりすると……後は分かるよね。夫実家の洗濯物が臭う理由。洗濯槽の掃除なんかしてるかなぁ……どうかなぁ……。
