キレイな家を目指したい

物臭だけどキレイな家に住み続ける方法を模索しています

夫に裏切られるのは何回目か

 連日、具体的に何とは言わないけど酒で失敗した話が報道されていて、私の心にグサグサと突き刺さってくる。本当に、それはもう本当に、アルコール依存は周囲に多大な迷惑を掛けてしまうものだと実感し、GWだってのに気分は悪くなる一方で、夫のした事がどんどん許せなくなってくる。正直、夜も眠れない。

 5年前に私はこんな事を書いていた。

 

picomemo.blog.jp

 5年前、酔っ払った夫に何をされるか分からないほどの恐怖を覚え、夫実家に夫を連れて行った。今読み返すと、夫母はこの頃から甘かったんだなと思う。笑いながら話を聞いてくれたと書いているけど、それはただの痴話喧嘩としか受け止めてくれなかったのだろう。事実、「飲酒は週末だけ、缶ビール2缶だけにしなさい」という大甘な裁定が下りたのだから。その約束は早々に破られ、再び酒乱。その結果、私が本格的に不調になり、夫は禁酒の道を選んだ。というのが、5年前の今頃の話。それにもかかわらず、お盆には夫母が夫に酒を勧めるという事案が発生。以下、面倒なので放置ブログからごっそり引用。

 

何より、私が本当に思い悩んでいるのを知っているはずなのに、「飲みなさいよ」とか「何で飲まないの?」「伯父さんがっかりするわよ」とか…もうね、その言葉が私にグサグサグサグサ突き刺さるんです。夫は最初からきっぱり「飲まない」と言ってるのに、そうお義母さんが食い下がるもんだから、もう訳が分からなくなって夫やお義母さんの前で「飲んでいいよ、私が消えればいいだけだから」「そう、私がいなくなればいいだけだから」と小声でブツブツブツブツ言ってました。大丈夫かと言われれば、あんまり大丈夫じゃなかったと思います。

それに対してお義母さんは、「いや、そういう問題じゃないから」と言いました。確かに私が消えれば済む問題じゃない、というのは今なら分かるんですが、その時は随分と冷たい言い方するんだなと思いました。結局「二人の問題だから、おかあさん口出ししないから」って、そもそも夫は最初から飲まないって言ってるのに、けしかけてるのお義母さんじゃないかああああああああっ! 元々は丸く収まってたのに、問題吹っ掛けて荒らして、最後には関係ないって、うわあひでえ。

で、トドメの一言がこれですよ。
「(夫が)飲まないと、私達も飲み辛いから」

結局、自分が飲みたいからなんですね。いや別の見方をすると、飲みたいと思っている人間を目の前にして自分達だけ楽しむのは悪い、という気持ちなんだろうと思います。それは分からないでもないですよ。でもね、それはあくまでも、夫に対してだけの思い遣りですよね。隣で思い悩み、苦しんでいる人間(自分で言うかそれ…)の存在忘れてるというか、私だって夫が飲みたいのに飲めないのは申し訳ないとどうしても思ってしまう気持ちがあるからこそ、その言葉は余計に突き刺さります。

 

結局、お義母さんは何がしたいんだろう、私を苦しめたいだけなんだろうか。なんて被害妄想も捗るわけだけど、妄想じゃなくて実際私を苦しめる結果になってるんですが。ギリギリギリギリ。本当にお義母さんに感謝すべきところは沢山あるんだけど、それとこれは別というか、苦しめられている事の方が印象強くてどうしたものかと。そんなお盆休みの思い出でした。ほとんど愚痴じゃないか。

 

 あのな、普通にダメだから。夫母、ダメな人だから。この頃は、まだ「いやでも……」と悪く思いたくない気持ちもあってグッと気持ちを飲み込んじゃってるけど、今だったらハッキリ言える。夫母は酒にも酒を飲む息子にも自分にも甘いダメな人。優しい人なんかじゃない、ただの弱い人だ。

 夫はこれまで何度も禁酒を破っている。残業中だと思っていたら酒を飲んでいたという事もあった。それだけならまだしも、家に帰ってこなかった事もあった。無断外泊までして酒を飲みたいなんて普通じゃ考えられない。それは禁断症状みたいなものなのか。

 思い返すと、全く酒を飲んでいない期間の方がそういった衝動的な行動に出たりする事は無いような気がする。途中、法事などで断れずに飲んでしまったりする事があり、そういったものがきっかけで落ちてしまうのではないかと思う。法事などは全く酔えないと夫は言うが、気分的に酔えなくともアルコールは体中を駆け巡っているのだから、ノーカウントというわけにはいかないだろう。だからこそ、夫母の「こういう時ぐらい飲みなさいよ」という言葉に怒りを覚えるし、平然と「飲む?」と勧めてくる態度にも怒りを覚える。

 結局、昨日の記事で書いた「もしかしたら飲んでいて嘘をついているのかもしれない。あるいは少しだけなら飲んでいないようなものだという解釈の下で飲んでいないと言い張っているだけなのかもしれない」という疑念は事実だった。問いただしたら「一口くらいはいいかと思ってた」と、飲んでいた事を認めた。その「一口」というのも大嘘で、実際のところは大きいワイングラスに5センチほど注いだ量だった。もう二度と飲まないと夫は言うが、全く期待などしていない。そうして虚しさだけが積み重なっていくのかと思うと、一生楽になどなれないのだなと絶望してしまう。

 せめて夫が豹変するタイプの酒乱じゃなかったら、「しょうがないな」で済んだのだろうか。豹変したわけじゃないし二日酔いにすらなってないのだから水に流したい気持ちはある。だけど、夫が実家に行く度に飲むのではないか、いつかまた羽目を外すのではないか、また酔って豹変するのではないかと思うと、どうしても穏やかな気持ちではいられない。

 今夏に親戚の集まりがある。また夫母が同じような事を言うのだろう。そして私は嫌な気持ちになるのだろう。参加したくない。本気で参加したくない。