キレイな家を目指したい

物臭だけどキレイな家に住み続ける方法を模索しています

簡易二重窓の苦戦記:コンベックスの使い方が悪かった

 どうにかこうにか簡易二重窓を作り終えて力尽きているところです。と、書いて長らく放置していました。

 

 

 今回は非常に苦戦しました。修正2回。ちゃんと寸法測りなさいよ。いえ、測ったんですよ。しっかり測ったんです。それでも枠内に収まりませんでした。レールや横カバー自体はピッタリだったというのに。もう面倒なので原因を単刀直入に述べます。私のコンベックスの使い方が悪くて正しい寸法を測ることができませんでした。

 

 

 左側が使っていたコンベックスで、右側は実家のコンベックスです。

 

 

 引っ掛ける部分(爪)を見ると形状が異なります。片方は爪がカチャカチャ動きますが、もう片方は動きません。引っ掛けて測る時に誤差が出ないように動くそうですが、今回はそれが仇になりました。

 

 

 実際ベニヤ板に引っ掛けてたところ。引っ掛かり方の違いで数値が異なります。実家のもの(下)はJISマークが付いており、私が使っているものはJISマーク無しではあるものの、目盛りの幅は同じ。しかしどちらもベニヤ板の端に合っておらず、正確に測ることはできませんでした。実家のものは爪が妙に鋭角になっているせいかベニヤ板よりも出っ張ります。私のものは爪が動くのでベニヤ板よりも下がってしまいます。こういった性質を理解して使用すればまだよかったのですが、全く考えもせず使ってしまった結果、2回も修正する羽目になってしまったわけです。愚。ちなみにカットしたポリカの4辺全てが見事に2ミリずつズレており、枠も全部2ミリずつズレていました。正確に測れてはいたし、正確にカットもできていたんですよね……「はめ込む」ものじゃなければなぁ。

 コンベックスで差が出るなら定規はどうなんだろうと、ふと思いました。JISマークかぁ……。中学校の時からずっと使い続けてきた定規はどうなんだろうと思い、見てみたんですよ。

 

 

 JISマーク無かった。JISマークがある定規と比較してみたら微妙に目盛りも合ってなかった。信じてたのに……! 勝手に信じて勝手に裏切られたような気持ちでいます。ウソだろ今までずっと使ってきたのに目盛りが全然正確じゃなかったなんて。何するにも一緒だったのに。諦めて方眼定規を買うことにします。JISマーク付いたものを。

 

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 ……というわけで、DIYするなら道具も大事だよという教訓を得ました。あと、工場でカットされたものも必ずしもまっすぐ切られているとは限らないという教訓も。枠、微妙に斜めにカットされていましたね。恐らく少したわんだ状態でカットされたんでしょう。そういった部分の微調整にも手間取りました。そりゃあ素人がプラのこ使ってまっすぐ切ろうとするなんて至難の業だから……でもどうにか。プラのこの刃は細目がいいです。クラフト用。