キレイな家を目指したい

物臭だけどキレイな家に住み続ける方法を模索しています

素人は簡単に古い抵当権を外せない

 抵当権云々に関して役場の窓口で相談したら「個人情報ですので(相手の連絡先は)お答えできませんね」と税務課に回され、税務課でも「以下同文」と法務局に回され、法務局に相談したら「素人には無理ですね」(※意訳)と言われ、司法書士の無料相談をお勧めされました。THE・たらい回し。

 いや、いきなり「個人情報教えろ」と言っても無理な話なのは分かっております。答えられるわけがないです。答えたらむしろ問題だよ。とりあえずね、とりあえず訊いてみただけ。無駄だと言っても夫が訊きたいと言うから……。

 正直な話、心当たりはあります。なんか古地図見たら載ってたんですよね。名字同じだし。さすがにそんなインターネットだけで見つけられるわけないと思っていたのでちょっとビックリ。これで地元の住宅地図などを見ればほぼ確定するでしょう。でもその先どうするのかと考えると、やはり素人には無理なんだと思います。いきなり手紙でも送るの? その内容は? 相続人は何人いるの? 必要書類どうやって用意する? ね、ハードル高すぎるでしょ。下手すると相続人が数十人の可能性……だーかーらー! ちゃんと相続は済ませようね! って! 言ってんのよ! 迷惑!  本当に迷惑!(以下、罵詈雑言が続くのでカット)

 というわけで「素人にできることは無い」ということが分かりました。あと「抵当権者の相続人は存在するだろう」ということも分かりましたし、「考え得る中で最も面倒臭いことになる可能性が高い」ということも分かりました。どう考えても坪単価が宅配ピザより安い土地のために掛ける労力かぁ……と考えるとだいぶうんざりします。相談先はあるので行き詰まるということは無いだろうけども、費用を考えると本当に、本当に、本当に割に合いません。

 どうしたもんかなぁ。「抵当権抹消に掛かる費用の総額」と「この先払い続けるその土地の固定資産税」を天秤に掛けたら、どっちが安いんだろう。状況によっては抵当権残ったままでもいいんじゃなかろうかと思ってしまいます。でも、ずっと使いもしない土地の草刈りなど管理する労力も必要なんだよな。それを考えるとやはり手放してしまったほうが気が楽というもの。そもそも売れるのかは謎なんですけども。というかたぶん売れない。誰が買うのかって話。一応地目は宅地なんですけどね。いやいやハザードマップなど見たら嫌ですよ地震も水害も芳しくないですし。そう思いながらハザードマップを見たら、今住んでいる所よりちょっとマシだということが判明しました。えー。

 まぁなんというか、世の中はうまくいかないもんだなぁと思いましたとさ。抵当権に関しては、何はともあれ土地の名義変更をさっさと済ませましょうということです。そのためには夫の印鑑証明と戸籍謄本を、って、どうして市役所に行った時に取ってこなかったんだぁ!!  (私には直接関係の無い話だから)逐一状況を確認するわけではないのでこのようなことになってしまうのです。市役所行った後に印鑑証明と戸籍謄本を取ってこなければならないと聞いた時は要領が悪すぎて目眩が……一族の血なんですかね、こういうの。