キレイな家を目指したい

物臭だけどキレイな家に住み続ける方法を模索しています

どうにもスッキリしない掃除をしている(夫実家・浴室)

 今回というか夫実家の掃除に関しては安易に写真を撮ることができないので「掃除しました! スッキリしました!」と掃除後の様子を載せるわけにもいかず、文字のみで表現しないといけません。難しいです。とても難しい。

 それともう一つ、掃除をしてもスッキリとキレイにはなりません。どこを掃除しても、落としきれない汚れというものが確実に出てきます。建て替えて7年も経過すれば普通に経年劣化も出てくる頃合いではありますが、経年劣化とは違うものです。汚れの蓄積かと。半年そこらで蓄積したものじゃなくて、年単位。いくらなんでも約7年の蓄積ではないと信じたいけど、信じたいけど……どうなんだろうなぁ。

 今回私がどんな環境で掃除をしているのか、その一端をご覧ください。

 

 

 浴室の窓です。載せられそうな(無難な)場所はこれくらいしかありませんでした。さらに無難になるようグレースケールに変換しても突き抜けてくる何かがあります。床の中央部を除けばどこも概ねこのような感じと思ってください。以下、思い出すがままに、無難に書き連ねてみます。

 床の端は大体汚れが溜まっており、浴槽は黄ばみが出現。換気扇のカバーは何がどうなったらその色になるのかという汚れ方をしていて、水栓などありとあらゆるステンレス部分は輝きを失い白濁、鏡も水垢で見えづらい。排水口? 訊かないで。壁はポツポツと黒ずみが天井部分まで続き、天井にまで黒ずみが及んでいることを確認。壁の収納棚はトレーが全て汚れ、鏡の下にあるカウンターに置かれているカゴも何がどうなっているのやら。照明のカバーにも汚れがあり、風呂椅子は買い替えをお勧めしたくなる汚れ方をしている。引き戸は下部を中心に汚れが顕著に存在し、レール部分は恐らく汚れを落とすことは不可能かと。マットの下にプラ製の簀の子のようなものを敷いているけど、気をつける場所そこじゃない。使用後にマットを干せば簀の子いらない。個人的に浴室の簀の子に良い思い出は無い。

 と、このような状況です。途方に暮れるといえば途方に暮れます。でも何故か無理だとは感じません。無理なものは無理なんだけど、何だかんだで平成末期に建てられた家なので、物さえ無ければマシと感じられるんですよね。物さえ無ければ。今までの経験がそう思わせているのかもしれませんね。建て替え前の夫実家や旧居(夫母の実家)に比べれば……そう、アレらに比べれば……うっ頭が。

 今回、夫実家を掃除するにあたって、自分なりにルールを設けました。

  1. 深入りしない
  2. アシスタント(※夫)を使う
  3. 極力、既存の道具を使用(洗剤など消耗品は別)
  4. 集中力が切れたらその日は終了
  5. 落ちない汚れは宿題(諦めても可)
  6. 完璧ではなく8割でもなく「5割」目標でいい

 あくまで掃除するのは「人の家」です。深入りはしません。何故洗濯機の上にお菓子が放置されているのかツッコんではいけません。私が取捨選択を判断してはいけません。だから夫が必要なのです。ついでなので掃除を手伝わせます。当たり前だけど一人でやるより二人のほうが早いから。掃除道具は買い足すとお金が掛かるので既存のものでどうにかしてください。自分のテリトリー外は短期集中型でいきます。汚れは落ちないのなら仕方ないです。一ヶ所に集中すると終わりが見えなくなるので5割が目標です。

 以上を踏まえて実践をどうぞ。

 

窓周辺

 ひたすら塩素系漂白剤で攻めたところ、シリコンコーキング部分以外は白さを取り戻しました。本当は窓を外して窓も掃除したいところだけど今回はスルー。コーキング部分はカビの黒ずみが取れません。だから世の中にはパッキン用のカビ取り剤があれこれ存在するのかと実感しました。なんかね、自分だったらコーキング打ち直したくなるかなと。うーん、いやでもそこまではしたくないかな。素人なので時間が掛かるし。

 とりあえず様子見で黒ずみが悪化していきそうならジェルタイプのカビ取り剤でお茶を濁そうか。

 

浴槽

 いつだったかテレビを見ていたら何かのテレビショッピングで浴槽の黄ばみの話をしていたんですよ。へー浴槽って黄ばむのかと思ったものです。まさか隣に存在するとは思いもしませんでした。うちの浴槽はクリーム色なので……。

 黄ばみはちょうどお湯を張った時の高さ、つまりは水位線に集中しています。普通の洗剤で擦り洗いするとザラザラしなくなりましたが黄ばみは全然落ちません。こういうの、どうするんだか。手持ちの洗剤(重曹、クエン酸、中性洗剤)は全て試したけどほとんど落ちない。漂白剤やクレンザーは試してみたいものの浴槽の素材を傷つけそうなので躊躇してしまう……ちなみに説明書には明確に「使用しないでください」と書かれています。じゃあ使わないほうがいいよなぁ。すぐに洗い流せるなら別だけど、染み込ませるなら止めたほうがいい。

 とりあえず湯垢などのザラザラ感は消せたので、保留かな。

 

水栓・鏡 周辺

 パッと見渡した時、水栓がピカピカ光っていれば多少はマシに見えるものです。逆に水栓が汚れて曇っているとものすごく汚れているように見えます。というわけで真っ先に掃除しました。見た瞬間「……築30年?」と思うほどの汚れと曇り。曇りよりは濁りに近い。旧居や建て替え前の夫実家の古い水栓を思い出します。いや違うから、10年も経ってないから。メラミンスポンジなどでどうにかなる範囲だけキレイにしておきました。細かい部分は今後考えます。

 鏡も手持ちでどうにかなる部分だけどうにかしました。どうするかなぁ。紙やすりしか手段無さそう。そりゃあ2000番どころか15000番まで持ってるけど、鏡ほどの大きさのものを手で磨くのはちょっと……グラインダーあればなぁ。でもそのためだけに買いたくはない。

 収納棚は夫が全て洗ったのでノータッチ。やればできるのに自宅では絶対にやらないんだよな……。

 

 グレーなので汚れが目立たないのは汚れていても気づきにくいということ。落とせる汚れは落としたものの、やはり四隅の汚れは簡単に落ちてくれません。次回に保留。

 

壁・天井

 手の届く範囲だけ掃除済み。残りは次回に持ち越し。説明書を見たらクイックルワイパーにウェットシートをつけて天井などを掃除するとよさそう。しかし頑固な汚れはそれで落ちるかどうか……。

 

排水口

 こちらも四隅の汚れが酷いけど、継ぎ目は無いので漂白剤で落ちました。漂白剤、メーカーに推奨されなくても最終手段では使わざるを得ない……原液を大量に流さないように注意。あと水でよーく洗い流すこと。カバーは四隅が黄ばんでいてそれは漂白剤でもダメだった。次回は30分くらいキチンと浸け置きしてみる予定。カバーが入る大きさの容器が必要。

 問題は排水口の中。思い切って開けてみたところ、防臭パイプに緑色の物体がびっしり。ギャー! 藻か、藻類なのか。カビと違って普通に擦れば落ちるので別にいいんだけど、なんで藻類。自宅の排水口もかなり掃除をサボっていたなと思って開けてみたところ、同じように防臭パイプに藻類がみっしり生えてました。なんなんだおまえ達、一体どこから……あ。去年の水害で水が上がってきたことを思い出しました。断言はできないけど、夫実家も我が家も同じような状態ならそれ以外は考えにくいかと。

引き戸

 保留!(排水口で力尽きた)

 

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 概ねこのような感じです。ちなみに3回掃除しに行きました。近眼の人が裸眼で見ればキレイに見えるくらいにはなっていると思います。次で浴室の掃除が終わるといいですね。週末まで気力をチャージしたいものです。ああでも小屋……小屋を片付けたい。そして夫実家の勝手口を勝手に片付けたい。何やってるんだろうなぁ、私。