キレイな家を目指したい

物臭だけどキレイな家に住み続ける方法を模索しています

心の中も掃除しないといけないんだよなぁ

 「価値観のアップデートは難しい」から「毒親」に辿り着くとは思ってもおらず頭を抱えています。親と同居するまでは何かあっても「自分の心の問題だ」「自分が悪いんだ」と思ってきたというか信じて疑わなかったというか、そこに何かはあるけど何だか分からない状態で過ごしてきました。何だこのダークマター、みたいな。同居してからはダークマターの存在がより濃くなり、なんとなくラベルが見えてきたような感じはするものの、「いやそんなダークマターにラベルなんか貼ってないだろ」と認識を拒んでいたような気もします。なんだその喩えは。

 20代のころは「普通が一番」「普通になりたい」が口癖で、それは自分の家の環境がどこかおかしいからということは分かっていたけれども、主に兄の悪行の数々が強すぎて*1なんかもう、ね。兄もなんか適当に育てられたのだろうな、と思います。「子供は宝くじ」と言い張る親だから。

 世の中にはこういった「普通じゃない家」は山ほど存在していて、目に見えて分かる虐待が存在する家は氷山の一角なんだろうなと思います。大多数はどこかおかしいけれど何がおかしいのか気づくこともできず、そのおかしさを抱えたまま次世代にも受け継がれていってしまうのかもしれません。ちなみに「普通」の定義は各自考えてください。私はとりあえず「現在の自分の住んでいる国の一般論から逸脱しないこと」だと捉えています。たぶんね。たぶん。

 とにかく、外面は普通の家でも構成員は全っ然普通じゃなかったのが我が家でした。それを早期に認識できていれば私は現在ここにいなかったのかもしれません。もっとマシな暮らしだったかもしれないし、もっと生き地獄のような暮らしだったかもしれません。とはいえ親元を離れたところで精神的な抑圧は簡単に消えてはくれないので、もう生まれるところからやり直さないといけないような気もします。ああそれが「親ガチャ」という言葉に繋がるのだろうか。

 そういえば「親ガチャ」とはなんだ! と怒る人もいるんだってね。そりゃそうだよね、親が博打扱いされたら嫌だろうね。でも私は親に「宝くじ」とか言われてきたよ。完璧に博打扱いだよ。怒れるような人生を歩みたかったよね、ホントにね。単純に貧富の問題だけではないんだよな。

 とりあえずどうしたものかと考えた時、このまま心にヘドロを張り付かせたままでいたら将来確実にヘドロに取り込まれてただでさえダメなものがもっとダメになってしまうので、なんとか今のうちに整理できたらいいのになと思いました。ブログ読み返すと毎年というか定期的に似たような内容でのたうち回ってるもんね。人生80年と仮定して、残り半分まで苦しめられるのはもう嫌だよ。さすがに。だからここらで片を付けたい。可能かどうかは分からないけど、それでも。

*1:10代後半から遊び歩いて家に寄りつかないからの借金発覚、彼女と同棲した後に家に転がり込み最終的に夜逃げ同然で失踪、十数年後に戻ってきたと思ったら別の彼女と結婚して子供3人いて連帯保証人の催促からの無免許運転10年超発覚からの懲役刑そして家賃踏み倒しで100万超の返済を親が引っ被った。後に離婚したらしいけど知らん。これでもざっくりとした内容で本当はもっと多くの悪行があるらしい。最後に会ったのは10年前で、私に「母さんのこと頼むな」と一言だけ残して音信不通。知るか。