キレイな家を目指したい

物臭だけどキレイな家に住み続ける方法を模索しています

やっぱり冬は憂鬱だ

 眠いシダ類士……謎の変換を引き起こすくらいポンコツ化しています。誰か「シダ類は眠る」というタイトルで何か書いてくれませんかね。あー。

 本当は面白可笑しく文章を書いていたいのです。でも書けないのです。そりゃあ自分自身が微塵も面白可笑しく生きていないのだから書けるわけもありませんが、「楽しくないので楽しくないことを書き、それを読んでさらに楽しくなくなり、また次も楽しくないことを書いて……」という非常にありがちな負のスパイラルに陥っていくのはとてもよろしくないのは自明です。かといって、かつてのような愚痴を爆散させるようなエネルギーも若さも存在せず、日常のふとした瞬間にドボンと落ちて沈むのです。

 もうね、住んでいる家が古いとかおかしいとか夫実家のアレやコレやが常軌を逸していてつらいとか、そういった割と単純構造なお悩みはほとんど解決したか吹っ飛ばしたか埋めたかで残ってないんですよ。残っている悩みがコールタールのようにベットリと付着してどう洗っても落ちないようなものばかりで、本当にどうしていいのか分からないし、そんなもん誰に聞いたって分からないんですよ。だって自分に分からないことなんて他の誰が分かるんですか。仮にクローンがいたとしたって二人で向かい合ってどんよりとするだけですよ。鬱陶しさが倍になるだけ。

 だってなぁ、親と一緒に暮らすのが「微妙に」つらいなんて、誰に相談すりゃあいいんだよ。相談したって解決しないよ。あからさまに問題行動などがあってあからさまにつらいのであれば、まだ分かるよ。そうじゃないんだもん。今流行りの「毒親」だったら分かるよ。確かに「役立たず」と罵られたり舌打ちされたり物を投げられたりなどして育てられたりはしたし、兄が遊び歩いた借金の肩代わりはするのに私の進学は「なんで女に金を掛けなければいけないんだ」という父の意向で拒否されたし、そのくせ一人暮らしは絶対に許されなかったし、部屋を勝手に掃除されたり物を勝手に捨てられたり、着る物も勝手に買ってこられたり、逆に下着(上のほう)はタンクトップ以外一切買ってもらえなかったり、箸の持ち方も全然教えてもらえなくて大人になってから自力で矯正したり……うん? 普通に「毒親」の範疇では? 余計にどうしていいか分からなくなり、頭を抱えています。

 仮に毒親でも何でもない普通の親子関係であったなら、毎日ふとした瞬間に「本当に自由になれるころには私も年老いていて何もできずに終わっていくのだろうな」と虚しくなったりもしないのだろうか。気晴らしに何かしたくても眠いしだるいしで何もできず一日が終わっていくのです。ああ眠い。