キレイな家を目指したい

物臭だけどキレイな家に住み続ける方法を模索しています

風呂洗いの攻防

 「冬は凍結防止のため浴槽に水なりお湯なり張ってないといけないので掃除は入浴直前に行う」ということを徹底したいのに、母が勝手に洗ってお湯を張ってしまう問題。誰も入らないのに無駄に保温されているというだけならそこまで頭を抱えることもないしストレスも溜まらないんですよ。イヤですけどね、そりゃ。

 じゃあ何がそこまで私をイラつかせるのかというと「二転三転する母の主張」です。「動かないとダメだから洗う」と言った次の日に「もう洗わない」と言ってみたり、「もう洗わない」と言った次の日に勝手に洗おうとしていたり……どっちじゃい! と怒りたくもなりますよ。これが認知の歪みなら違う意味で頭を抱えるんですが、本人は普通に自分の言ったことを覚えています。本当に、二転三転しているだけ。まさに気まぐれ。傍迷惑。

 じゃあいっそ放っておけばいいのではと思ったりもします。洗ってなかったら私が洗えばいいだけでしょ、って。でも危ないんですよ。滑って転んだり、フタを雑に立て掛けて倒してどこか当たって打撲したり……はぁぁぁぁぁ(溜め息)。

 本音は「すごく迷惑だからもう洗わないで!」と言いたいんだと思います。でも巷では介護予防に家事がいいとか高齢者に役割を与えるのは良いことだとか生きがいとかあれやこれや……だから優しく見守るべきとか宣うけれども、自分の人生をゴリゴリに削って耐えて高齢者を優しく見守るのかと思うと、「本当に何なんだろうな私の人生って」と思います。たぶん、これがストレスの本質。解決策は無し。絶望。

 優しい気持ちが欠如しているのは自分の性格が悪いせいもあるけど、母だって子供の私に対して失敗した時「役立たず!」と罵ったからね。お互い様じゃないの? ああダメだダメだ、どんどん黒くなっていくよ。そういや母が私に対して「小さいころはよくお手伝いとかしていたけどね」と言ってたの、いつからやらなくなったんだっけと思ったら、やっぱりその「役立たず!」と罵られたあたりからだよ。ホント、気をつけたほうがいいよ? そういう言葉、言われた側は一生心に突き刺さって抜けないからね。