マウスは消耗品なので割と買い替えます。使用していたマウスが常にダブルクリックしているような状態*1になりました。引っこ抜いて繋ぎ直してもダメ。元々ホイールが傾いていたし、たまに反応が鈍くなったりしていたので、むしろ今までよく耐えてたなという感じ。半年前に買い替えても良かったんじゃないのかそれ、という状態。
だけどマウスを買い替えるのは非常に億劫で仕方ないのです。だからこそ半年以上も前から何かしらの症状が出ていても買い替えずに使用していたのです。というのも、手が小さい（というか指が短い）私はなかなか使い心地の良いマウスに巡り会えないからです。いやそこまで理想を追い求めているわけでもなく、せめて「可もなく不可もない」マウスなら何でも良いというスタンスなのに、それでもなかなか見つかりません。どうして予備も買っておかなかったんだと後悔しています。廃盤になったら困るから予備も買っておこうかな、とまで思ったのに！ 何も考えなかったならまだしも、そこまで考えておいて何もしなかったのだから、過去の自分を責めたくもなります。
しかし、いくら後悔したてもマウスは直らないし、同じマウスが出てくるわけでもないので、ガタガタ言わずに買いに行ったのです。
結局、同じデジオの超シンプルなマウスになりました。しかし今までのものと違って平べったいので手の平にフィットせず、手が小さい私ですらも「なんか小さいな」と感じてしまいます。それでも２日使ったら慣れたので、当分はこれでいいやと思います。めでたしめでたし……なんて、あっさり終了するわけないじゃないですか。実はもう一つマウスを買ってあって、というかこのデジオのマウスは「万が一」と予備で購入したものであり、つまり本命であるはずのマウスはダメだったというわけです。わあ一悶着。
それがこれ。なんとも不思議な形状ですね。エルゴノミクスマウスで、手首に負担が掛からないようです。なんて、分かったように書いているけれども、最初は「エ……エスカルゴ？」と空目してしまいました。エルゴはエスカルゴの略じゃない。
私がマウスを購入する時は必ず実店舗で購入します。実際に触って確認しないとよく分からないからです。しかしそこまでしたのに何故失敗したのかというと、立ったままマウスを握ったから。もっと具体的に述べると、座った状態でＰＣを使用する際に手首や腕をわざわざ浮かせて使用する人もあまりいないのに、手首と腕を浮かせた状態でマウスを握って確認したからです。そこで無意識にホイールに指を合わせてしまいました。このマウスでホイールに指を合わせると手首が浮いてしまうんですが、立ったままだとその違和感に気付くことができません。それが敗因。
家に帰ってＰＣに繋ぎ、いざ使う段階になってようやく「あ、ホイールに指が届かない」と気付いたのです。馬鹿です。これが普通の大きめのマウスであったなら、それでも使えたかもしれません。しかしエルゴノミクスなおかげで握り方がかなり限定されてしまいます。というわけで夫に夫に押し付けたあげたのです。ほら側面光るし！ かっこいいマウスいいなー！ と、押し付け……じゃないや、あげました。夫は使いづらさを感じることも無く「普通」と言っていたので大丈夫。私は腕を浮かせないとホイールに指が届かないんだよ……。
というわけで本日の教訓。
- 展示品のマウスを触る時は棚に手首や腕を置け
- 良いマウスは自分自身が使いやすいマウス
次は失敗しないぞ。
*1:チャタリング
