キレイな家を目指したい

物臭だけどキレイな家に住み続ける方法を模索しています

私は物を「片付けたい」のであって「捨てたい」のではない……んだけど

 どんよりしている間に年度末進行に突入してしまったので雑な日記状態は続くと思われます。せめて片付けのテーマで何か書くべきだなぁとは思うのですが、知識なんて浅く広いどころか浅く狭いので、なんともまぁ。

 今回のテーマはタイトルのとおり。私がやりたいのは「片付け」で、「処分」ではないんだなという話。

 母なんかは昔から「捨てろ」が口癖で、使うか使わないかなんてよく考えずに人の物までバンバン捨てていました。床に置いている物はゴミ扱いというのは自分が悪いのでグッと堪えるにしても、机の上にある物までもが全てゴミ袋に入れられていた時には……多少はグレてもよかったんじゃないかと今では思います。嫌なら出て行けばいいというのは正論かもしれないけど、当時、家を出て一人暮らしなんて絶対に許してもらえなかったし……。まぁ、ね。今なら家を出るんじゃなくて家出すれば良かったんだなとは思うけども。あの頃は若くて無知だった。今でも無知なのは置いといて。

 とにかく、物を捨ててしまえばスッキリするのは当たり前で、一番手っ取り早い方法なんですよね。とはいえ、捨てる事が目的になってしまって「捨てる物は無いか」と袋を持ってウロウロするのは本末転倒だと思うのです。何も考えずに捨てるのは簡単な事なので、割と簡単に終わります。でも、捨てる術ばかり磨いても家の中はキレイになりません。物が無ければ片付ける必要が無いじゃない、では生活できません。いや生活できるならそれはそれで自由にすればいいんだけど、不便を強いられると感じるのならやめた方がいいんじゃないかなと。

 だから難しいんですよね、「片付け」って。生活の仕方は十人十色なのだから、物の取捨選択の仕方も十人十色なわけです。夫実家のあれやこれやなんか見てると「捨てろ!」と言いたくなる事は山ほどあるけど、それは私も母と同じように人の気持ちを考えていないのではないかと思ってしまったり……。とはいえ物には限度があり、空き缶の詰まったゴミ袋などを数ヶ月放置していいもんじゃないと思うのだけど。あるんですよね。もう勝手に処分してやろうかとも思います。旧居から持ってきたテーブルも下屋に放置されて1年以上経つし、東京に送るからーなんて言ってた仏壇用の花瓶なども送らず小屋に放置されたまま。はしご? 使ってねーよ。だから使うわけないじゃん。

 そんな状態の小屋に夫実家の物が更に加わって、ああ片付けられない人に収納を与えたら収納のスペースだけ物を増やすって本当だなぁと愕然としているところです。建て替える前の納屋の状態になるのも時間の問題だというレベル。キイイイイイイ。

 そんなわけでタイトルに付け加えたいです。「物には限度がある」と。