キレイな家を目指したい

物臭だけどキレイな家に住み続ける方法を模索しています

自力でソファを解体した話

 新しい椅子は(多分)無事に組み立てることができました。とても快適です。(多分)というのは、まぁ、本当に大丈夫なのかまだ不安なので……。

 椅子が新しくなれば、当然古い椅子は不要。不要なものはすぐに処分しましょう。なんてさぁ、言うのも書くのも簡単だけど実際は大変なんだよ本当に。ゲームみたいにクリック(タップ)一つで消去できるわけでもないし。しかも2世帯住宅なもんだから好き放題ガンガンゴンゴン音を立てられない。じゃあ屋外に出せばいいって、屋外に出すためにまず解体しないといけないの。そのままじゃ運べないの。

 

 

 これが解体対象のソファです。立てないと部屋から出すこともできません。2016年に約4万円で購入しました。いやもしかしたら5万だったかもしれないけど、もはや記憶が曖昧……。で、PCデスクにソファを組み合わせるなんてトンチキな真似をしたのは全て猫のため、というような話は以前書いたので省略。猫がいるからすぐボロボロになるだろうし、だったら安いものを短期間で買い替えたほうがいいかなと消耗品扱いで選んだことは覚えています。

 

 

 ソファなど解体したことが無いのでどうしたものかと考えましたが、考えても分からなかったのでとりあえず切れるものは切り、外せるものは外すという方針に決まりました。雑ですが木製家具なら大体どうにかなります。張っている布を切り裂くの、障子の張り替えで好き放題障子紙を破く感覚に似ていてちょっと楽しい。でも楽しいと思ったのはこの一瞬だけ。

 

 

 というか、普通に板が裂けているのは約4万円だからなんでしょうか。見えない部分だし別に強度的に問題があるわけでもないとは思うものの、なんというか、ねぇ。あと内部が全体的に汚れているような……生活の中で汚れていったというものではなくて、最初から薄汚れていたような雰囲気。

 

 

 もう1枚布を裂いたら出てきたのがこれ。チップウレタンは見た目のインパクトが大きいですね。いや「チップウレタン=手抜き、安物」というわけじゃないですが、すっごい雑に緩衝材として挟まれてるなーと思って。あと紐代わりにソファの布の切れ端を使っているのはそういうものなんですかね。どう見てもこのソファじゃなくて別のソファの布らしき切れ端も使われてるし。なんというか、こういう部分で徹底的にコストダウンを図っているのかなーと納得しました。いや文句ではなくて、妙に納得したという話。安いし、そんなものかと。

 

 

 このあたりで途方に暮れました。バネは外れないしネジがバカになっちゃって蝶番も外れないし木材は切りづらいし、寒いし腰痛いしお腹空いたし、もう散々。木くずやら埃やら全身に被って、なんでこんなことしてるんだろうと我に返って「もうやめた!」と言いそうになるも、この状態で止められるわけもないので続行するしかありません。とにかく切れそうな所を切り、うわごとのように「支点、力点、作用点」と心の中で呟きながら木材を前後左右に動かしてグリグリと外すのでした。地獄か。

 

 

 午前9時に始めて午後4時にどうにか終了。気力も体力も限界だったので大物2つは小屋に放り込んできました。まぁ車に積めそうなほどの大きさにはできたので恐らく大丈夫。ダメなら屋外で容赦なく地面に叩き付けるなどして割ります。不要な座布団含めてゴミ袋6つ、と粗大ゴミ……片付けって大変だ。「善は急げ」と言うけれど、「片付けは急げ」とも言うべきだなホント。後になればなるほど大変になるんだよ……。