キレイな家を目指したい

物臭だけどキレイな家に住み続ける方法を模索しています

まだ悩んでいるし、また悩んでいる

 夫弟夫婦の顔合わせ的な食事会(という名のバーベキュー)。行くべきか、行かぬべきか。2週間前に「無いわ」と書いたものの、やはり罪悪感というか申し訳ない気持ちというか、そのようなものを拭いきれないでいる。お人好しではなく、人の顔色を窺っているだけなんだよなぁ、それ。あまり良いものではない。何度も書いては消すくらい、頭を抱えている。さっき1500文字くらい消した。全部合わせたら3000文字以上は消してるんじゃなかろうか。書いては消し、書いては消し。苦行か。

 そもそもコロナ禍で感染者数が再び増えているこの状況なのだから、参加を断ったっておかしくない。この状況下で人を集めてワイワイ食事会をするのはどう考えてもおかしい。断る理由などそれだけで十分だ。

 それなのに悩むというのは、断った場合の夫母の反応がすごく面倒臭くてしょうがないからだろう。コロナ禍だからと言っても「顔くらい出しなさい」と夫母は言う。いつも言う言葉だ。顔くらい出せ、と。嫌だ。ああ嫌だ。嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。その言葉を聞くだけで心底うんざりする。それくらい、嫌な思いをしてきた。いいよ、私が許すよ。逃げていいよ。ほら仮病でも使いなよ。いや実際に胃腸の調子がすこぶる悪いので仮病でも何でもないんだけど。

 それならもう悩む要素なんか無いのに頭を抱えているのは、夫の存在だ。夫は「あまり行きたくはないけど、やっぱり顔くらいは出したほうがいいかな」と思っている。実際に顔を出したらどうなるか。どう考えてもすぐに帰してはくれない。下手したら酒を勧められる。まだ帯状疱疹が治りきっていないと言ったって勧めてくるだろう。夫母はそういう人だ。もう嫌なんだ、そういうやり取りを見聞きするのは。夫に酒を飲まれるのも夫に酒を勧めてくる光景を見るのも、もう本当に嫌。やっと本音が出たか。結局それか。

 酒を飲んで具合を悪くする夫を見るのが一番嫌だ。何度も書いているが、酒を飲んで何度も吐いてガタガタ震えて手足が冷たくなって顔が土気色になっている夫なんか二度と見たくない。どうして夫母は平気なんだろう。意味が分からないよ。

 私は毎年悩んでいて、お盆か年末年始あたりに同じことを書いている。それに加えてコロナ禍だ。再び感染者数が増加していて、感染力の強いものまで入ってきていて、その状況で皆で集まりバーベキュー。無理だ。私は行かない。夫はどうする。夫一人で行かせればいいよとも言えない。夫が行けば酒を勧められるだろうか。飲まなかったとしても引き留められるだろう。顔を出せと言われて本当に顔を出すだけでは済まないことは、これまでの仕打ちで嫌というほど分かっている。

 ああ、夫がものすっっっっごく残業する羽目になればいいのに。そんな不毛な願いも帯状疱疹のおかげで無理だ。夫がはっきり断るか、本当に顔を出すだけにするか。どっちだろう。これまで夫がしでかしてきたことを思い返せば、夫ははっきり断らないだろう。つまり、顔を出すのだろう。はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。大きな溜め息しか出ない。夫だけの問題じゃないんだよ、本当に。コロナ禍、本当に厄介だ。