キレイな家を目指したい

物臭だけどキレイな家に住み続ける方法を模索しています

冷蔵庫の重さ対策に敷板を作ろう(後編)

 色塗りってどうして始めるまでが億劫で仕方ないんだろう、なんて思うのです。もう本当に億劫で仕方ない。塗りムラとかどうしよう、余った塗料どうしよう、ハケ洗うの面倒……とか、本筋と関係ないものまで想像しては面倒になり、なかなか腰を上げないのです。でも今回は時間が無いので勢いでエイヤッと。

 

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 まぁ塗り始めれば楽しいと思い始めるから頑張る。冷蔵庫の下敷きになってほとんど見えないからと思えば多少は気楽に塗れるでしょ。いーのいーの適当で。でも周囲の養生は最低限しか施してないから、飛び散るのだけは注意して。というノリで適当に塗り始めました。

 

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 1回目終わり。かなり木目が生かされる感じなんだな。なんか焼板みたいで、これはこれで面白い。2回塗るので、2~3時間乾かした後で今度は320番のサンドペーパーで軽めに削り作業。

 

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 2回目終了。右下の靴は気にしない。玄関を占拠しているので靴の置き場も無いという、ね。この状態で誰か来たらどうしようと思いますよね。来ました。どうにかなりました。つまりどうにかなるものです。

 

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 そして一晩乾かしたものがこちらになります。光沢のせいなのか床も板も茶色いせいなのか、カメラが上手く撮ってくれません。

 

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 断面も、まぁ見れなくもない感じに仕上がりました。うっかり裏表逆にしてしまったものの、これはこれで木目が生かされて悪くないです。まぁ全面隠れますけど。無駄な努力とか言わない。

 あとは床に敷いて終わりなんだけども、もし地震が起きた際に敷板が滑って冷蔵庫ごとズサーッと動いたら大惨事なので、滑り止め的なものを使用したいと思いました。余ってるクッションフロア用の両面テープでもいいんだけど、あんなガッチリ貼ったら二度と取れなくなりそうなので却下。それなら定番のゴムはどうかと考えたものの、重さ200キロ近くと仮定した直方体を上に乗せた敷板に対してどのくらい使えば効果的なのかよく分からないというか考えるの面倒というか思考能力は既にゼロに等しくなっていたので、もう両面テープでいいやと開き直りつつも買ってきたのがこれ。

 

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 カーペットのズレ防止用のテープ。床面の方は「ミクロの吸盤」らしいので、粘着テープほどの強度が無いらしいです。だから剥がしやすいとか何とか。今回は本来の用途とは異なるので完全なる自己責任。

 

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 まずは試しに短く切って貼ってみて、滑るかどうかテスト。3センチくらいなんだけど、これだけでも結構グリップしている感触がある。いけるかも。

 

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 そんなわけで適当に念入りに貼り付けました。私の性格がモロに出ています。神経質なくせに大雑把。最後の方は雑そのもの。

 ちなみに本来の貼り方は、まず床にテープを貼って、剥離紙を剥がしてカーペットを乗せて固定するらしいです。先にカーペットに貼り付けたら床に貼りづらいからだと思うけど、まぁ板だから普通に貼っても大丈夫かなー、なんて簡単に書いてるけど、これがかなり面倒。まず切るでしょ、剥離紙側が粘着テープなので剥離紙を剥がすでしょ、貼るでしょ、埃とか付いたら困るから保護のために剥離紙を再度貼るでしょ、それの繰り返し。そりゃー最後の方は雑にもなりますわ。時間も無かったのでね。

 

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 本当は冷蔵庫の搬入時に敷こうと思ったのだけど、少し時間が余ったので先に冷蔵庫を動かして貼り付けました。わーピッタリだー。そりゃ測って切ったんだからピッタリだろうよ。でもここまでまっすぐ切れるとは思ってなかったので、なんか嬉しい。

 

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 ほらほらピッタリー(笑)。

 そういえばサイズの事を書いてなかったのですが、冷蔵庫は幅825ミリ×奥行728ミリなので、幅900ミリの奥行804ミリで線を引きました。でもカンナで削ったりもしたので、実寸はもう少し短くなっていると思います。

 というかなんでそもそも半端なサイズなのかというと、斜めにカットしたいと思ったからなんですよね。板の厚さが12ミリなものだから上下で12ミリ差を付けると角度が45°になり、もっとなだらかにしたいなと考えたので単純に倍にして24ミリ差を付けようと考え、幅の方は外側900ミリを基準にして24ミリ引いて線を引き、奥行きの方は内側780ミリを基準にして24ミリ足して線を引いた結果です。以上、どう考えても百聞は一見に如かず案件だろという説明でした。こういう時こそ図解だろ。

 

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 カンナが引っかかってごっそりと抜けた穴。時間に余裕があってもっと丁寧に仕上げたいのであればパテ埋めしてから塗装するのだろうけど、時間も気力も余裕が無かったのでそのまま。

 それにしてもテープが見えてしまっているのが気になるといえば気になります。貼り直そうかと思ったけども、これがまたガッチリと固定されていて離れないの……吸盤と粘着テープの面を逆にしてしまった部分でもあるんだろうかと思うくらい、ガッチリ。まぁ、あれだけしつこく貼ればいくら弱粘着性だろうがガッチリくっ付くわな。これ剥がさなければならない時が来たらどうしようか。テコの原理でも使うしかないんだろうか。何にせよ色々とキズだらけになりそうな予感。ま、いいやー(開き直り)。

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 というわけでどうにかこうにか敷板をでっち上げる事に成功しました。次回は新しい冷蔵庫を搬入するまでの経緯を。