闇雲に消臭スプレーを撒き散らすのは得策ではない。臭いの発生源を探すのだ。そして排除しろ。それが唯一の解決策である。
というわけで、朝起きたら２階までネギ臭かったのです。前の日の晩に、30円やら50円やらで投げ売られてた小ネギを買い込み一気に刻んで冷凍したので、原因はそれだろうと真っ先に思いました。でも普段はネギを切ろうが玉ネギを切ろうが翌日まで臭いが残ったりしないし、ましてや２階まで臭いが充満したりもしないので、これは別の原因が存在するのでは……？
場所がキッチンの中という限られた空間なので、何なら片っ端から一つ残さず掃除をしていけば原因を探す必要も無いけれども、せっかくなので原因を探っていきます。まず真っ先に「生ゴミなんじゃないの？」となるところですが、ネギ類など臭いのキツイものはラップなどで臭いを遮断した上で冷凍保管しているので、違うでしょう。何よりゴミに出しちゃったから生ゴミ自体が存在しませんでした。
じゃあ「まな板＆包丁」が怪しいよねとなりますが、常々ネギ類など臭いのキツイものを刻んだりしても空間全体が臭うような事は無いんですよね。なので除外しても大丈夫なんじゃないかなぁ。実際、包丁は臭わないし、まな板も強烈に臭いを放ってるわけでもないし。だけどついでだから、まな板は漂白。
それならまな板を洗った時に細かくて取りきれなかったネギを流した排水口はどうなのよと考えるのです。確かにネギ類などを流してしまうと、たとえ少量でも強烈に臭うんですよね。特に排水口のゴミ受けあたりがひどかったりします。なので全部取り外して掃除。ついでにシンク内も掃除する。やるなら徹底的に、なんだけど、ここまでしても消えない臭い。おまえはどこだ、どこにいるんだ。ネギ臭を嗅ぎ続けてそろそろ精神的な疲労が……。
ここまでしてもダメな場合、大抵は次で解決します。それはワークトップ。ネギを切った時に、まな板からこぼれ落ちたり飛んだりするんですが、それをうっかり布巾で拭いちゃったりすると悲劇が起こるのです。そう、拭いた場所が全体的にネギ臭くなるというわけ。そして冒頭の画像に繋がります。掃除じゃ掃除じゃー。ついでにIHも掃除じゃー。布巾は漂泊だー！
実際、以上で解決して、ようやく深呼吸してもネギ臭くない空間になりました。ついでにキッチンもキレイになったし。恐らく放置しても時間経過で臭いは薄れていくんでしょうが、生ネギの臭いが苦手なので強硬手段に踏み出たのでした。旧居でも散々戦ってたね、ネギと……突然長ネギ21本置かれたりとか途方に暮れてたよね。今なら家の前の畑に埋めて解決かな。というか、そもそも植えなかったんだけども。ネギに追い掛けられたくなかったから。
１つにまとめたので使わないネギ用タッパーは封印しました。ここまですれば別の用途に使ったりはしないでしょう。安心。
