キレイな家を目指したい

物臭だけどキレイな家に住み続ける方法を模索しています

ポイ捨てされた空き缶はさっさと拾ったほうがいい

 とはいえこっちだって好きで拾ってんじゃねえんだ。拾いたくない時は拾いたくないんだ面倒臭いんだ。とりあえず捨てた阿呆は背中の手が届かない部分がメチャクチャ痒くなる呪いにでも掛かればいい。

 こんな調子で相も変わらず世の何かを憎みながらゴミを拾ったりなどしています。一般的には「善行」と呼ばれるはずなのに、口が悪いおかげでせっかくの善行をドブの中に投げ捨てている感じが否めません。別にいいよ善行がしたくて拾ってるわけじゃないし。

 それでまぁ道端に空き缶が捨てられてるなぁド畜生と思いながらもなかなか拾えずに1週間以上経過したんでしたっけかね。夜の帰り道に停車してササッと拾ってササッと去るのが最近のスタイルなので、後続車や対向車がいる場合は拾えないんですよ。あと天気が悪くても拾えないし、気乗りしないと拾わない。億劫なら明日にしようとスルーする。明日の自分がきっと拾うさとスルーする。いかにもダメ人間の考えそうなことで、それが惨劇を生むことになると過去の自分には気づけなかった……。

 昨日の自分がようやくなけなしのやる気を出して空き缶を拾いました。酒の空き缶でした。捨ててった人間、とことんクズですね救いようがないですね。ビニール手袋をして拾った瞬間「あ、なんか入ってる」といった微妙な重さを感じました。クズが空き缶にタバコの吸い殻を突っ込むのはよくあることですが、それとも違った感じがします。なんだろうと思いながら家に着き、水で中を洗い流しました。ボトボトボトッと落ちてくる何か。夜なので暗くてよく見えませんが黒っぽくて

 

 

 

この行間で察してください。まぁ世の中の多くの人が嫌いだ苦手だとされる生き物(生きてない)だったんですが、とてもじゃないけど私には描写できません。無理無理絶対に無理。その生き物自体は平気でも状態が悪すぎた。これ苦手な人が見たら絶対にトラウマになるぞ。というか私がトラウマだぞ。生きているイナゴは平気でも佃煮にされたイナゴは直視できないんだぞ。思い出したくないけど思い出してゾワゾワするわ。いいいいいいいいいいいいいいいいいいい!(のたうち回りたい気分)

 つまり、こういうことです。

  1. 缶チューハイを飲んでポイ捨てした大馬鹿野郎がいる
  2. 野良何か(※複数)が寄ってくる
  3. どういうわけか缶の中で絶命
  4. しばらく経過
  5. 私、拾う
  6. 私、狂乱

 うん、あのね。冒頭の「とりあえず捨てた阿呆は背中の手が届かない部分がメチャクチャ痒くなる呪いにでも掛かればいい」っての、訂正してもいいですか。

 

地獄に落ちろやあああああ! 

 

 まぁしょうがないよなぁ人間色々だもの、ケーキが切れない少年たちがいると言うのならゴミの処分の仕方の分からない大人だっているだろうし。なんて自分に言い聞かせようとしたりもしたけど、そんなもん一気に吹っ飛んだ。こちらの理性も吹っ飛ぶわ。もうストレートに罵るわ。ひとしきり憤慨した後に虚しくなるわ。地獄絵図のようになった水栓のパンを眺めて思うのです。この世は生きづらい。じゃなくてどうすんだこれ。取るしかないだろう。頑張って取ったよ。いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!(狂乱再び)

 こういった可能性を少しでも減らすためにも、ポイ捨てされたゴミを拾うならさっさと拾ったほうがいいです。という話でした。放置したらしただけゴミは劣化するし状況は悪化するよ。それともいっそ無視、かぁ。とはいえ毎日目障りだし、ゴミがゴミを呼ぶんだよな。ああもう本当にこの世は生きづらい。ゴミ溜めの中でも平気で生きられる神経があればなぁ……いいのかそれ。よくないな。