毎日こまめに掃除と整理整頓を欠かさず、床に絶対に物を置かず、鼻歌交じりに洗濯をし、乾いたらすぐに取り込んで畳む、買い物は計画的、料理は効率的、地域交流も欠かさない。
そんな完全無欠の奥様に、私はいつまで経ってもなれないのです。優雅にティータイムなんて夢のまた夢。そもそも夢見たことすらないのは置いといて、そんなんだから年末の大掃除レベルの大掃除を敢行した翌日に「ぐおああああ、だるいいいいぃぃぃぃ」と午後まで満足に動けず、己が情けなく感じるのです。年取ったなぁ。という素直な感想すら打ち消し線を引くのは、ならば体力がありさえすれば期日ギリギリに問題を片付けるといった非計画的な行動を許すのか？ といった疑問が存在するからであり、「いつまでも『夏休み最終日に半泣きで宿題を片付ける小学生』をやってんじゃねーよ」と己に毒突き、内省しているからであります。
と、本来は昨日書くべきものでしたが、昨日は疲労と空腹から語彙力がかなり落ちていて書けませんでした。どのくらい語彙力が落ちていたかというと、夫に文句を言いたくても「ばーかばーか」しか出てこなくて夫に「やーい（俺と）同レベルー」と揶揄されるほど。うわあ低レベル。
そもそも何故夫に対して文句を言いたかったのか。そりゃあわざわざ点検に来るからといって休暇を取ったわりには手伝う素振りもなく、人が必死に片付けたり掃除をしている傍らでダラダラと動画を見たりゲームをしたりしているからというのが半分、残り半分は掃除も片付けも何もしないのに点検に来たら顔を出して一丁前に応対し、私も訊きたいことがあったのに気がついたら点検が終わって帰られてしまったといったところですかね。とはいえ問題を先延ばしにして計画的に掃除・片付けをせず直前になって慌ててやり出す自分が全て悪いのです。分かっていたことだよねぇ？ 自分で希望日時出したんだよねぇ？ なのに何もしてこなかったんだよねぇ？そりゃ自分が悪いわ。自分でハードル上げてるんだからどうしようもないわ。
そもそも点検までに片付けなければいけないという決まりはどこにもありません。点検に支障さえ出なければいいはずです。結局のところ「他人に見られて恥ずかしくない程度」をどれくらいに設定するかによってハードルの高さが違ってくるのです。つまりハードルを高く設定したのは自分であり、やはり自業自得なわけです。本当のところはそこまで掃除や片付けをしなくてもよかったはずで、「どうせ点検と言ったってサラッと見て終わりでしょ？」と分かっているのに、ついトイレの裏側まで見られても平気なほど徹底的に掃除をしてしまったのです。実際、点検は聞き取りが主で目視は5分程度で終わり。2階は見ませんでした。何なら隣の夫実家は外で対応、中は見ず。だから「徒労☆」と嘆いたんですね。自業自得。独り相撲。
でもまぁ自業自得だろうが独り相撲だろうが、家はそれなりにキレイになったので結果は伴っています。片付けや掃除は手軽に達成感を得られるので良いですね。良いと思ってるならこまめに掃除しろ。結局のところ何も変わらず、また私は散らかすのだろうなと思います。いやそう思うならこまめに掃除しろってのに。
