キレイな家を目指したい

物臭だけどキレイな家に住み続ける方法を模索しています

そして私は途方に暮れている

 どうなんだろうなぁ、これ請求できるのかなぁ……と、まだ保険会社に連絡もせずグダグダしています。ここに来て自分の悪い面が湧き出てきたような感じです。自分でも馬鹿だなと思うくらい被害妄想が過ぎるんですよ。瞬時に最悪の結果を想像しがち。そしてそれが可能性の一つと考えられずに「そうなるに決まってる」と思い込みがち。

 ここでの最悪の結果といえば「請求が却下される」でしょう。地震保険の対象外の部分で壊れているものも含めて修繕費用が掛かることを考えると、請求が却下されるのはとても懐が痛みます。でも、被害妄想はそういうことではなくて、もっとずっと余計なことを考えてしまうのです。以下のような感じです。

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 どうなんだろうな、これ請求できるのかなぁ……「ヘアークラック」と呼ぶだけあるほどの細いヒビでもカウントされるんですかね。基礎に入っている十数本のヒビ、全部ヘアークラック程度のものなんですけど「こんなの地震の被害のうちにも入りませんよ(笑)」とか鼻で笑われたりしないんだろうか。「いちいちこんなもので申告しないでくださいよ」とか怒られたりしないんだろうか。

 仮に地震の被害であると認められたとしても、「それ本当に今回の地震で生じたものなんですか? 何か証拠でもあるんですか?」とか言われたら証明できないよ。だって割れる前の写真なんてドラ○もんにでも泣きつきでもしない限り撮れないもの。人の記憶だってかなりいい加減なものだし。2019年に撮った写真の中で基礎の一部が見えるものがあってヒビが入っていないことが確認できたけど、2020年と2021年にヒビが無かったなんて証明にはならないんだよ。舗装部分は去年ヒビが無かったと確認できる写真が残っていたって「でもそれ保険の対象外ですからねー関係無いですねー」で終わるんだよ。そりゃそうだよ。

 いやもうちょっと頑張れよ、自分頑張れよ。何にせよ去年か先日の地震で割れたことは確実なんだよ。地震保険の請求は3年が期限らしいので去年のでも有効なんだよ。でも去年か今年か分からない状況って相当不利じゃない? 仮に去年割れたものだとしたら「なんで今まで気づかなかったんですかアナタ馬鹿ですか」とか言われそうでつらい。というか「区別がつかないので認定できませんねー」とか言われたらどうしよう。ああ、どうしてこんなに世知辛いのだ。どうやったら円滑に申告できるのだ。

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 馬鹿か。というかそんなこと言う調査員が存在したとしたら普通に苦情申し立てりゃいいだろう。でも、人を小馬鹿にしたような物言いをする人って実際に存在するんだよなぁ……昔、労働基準監督署に電話した時の中年男性職員がそんな感じだったよ。結局自分でどうにかして不足分の給与を支払ってもらったけど、証拠の有無以前に人の話を聞かない人間が相談を担当するなよと心底思ったものです。あれは疲れた。本当に疲れた。

 まぁ、そんなに嫌なら夫に任せればいいだけなんですけどね。でも夫も自己主張しないタイプだし説明下手だし弱そう……。

 ああもう面倒臭い。自分で自分が面倒臭い。事実のみを申告すればいいだけなんだよ。「2022年3月16日午後11時36分に起こった地震の後に被害状況を確認したところ、基礎に複数ヒビが入っていることに気がついた」、それだけなんだよ。ヒビがいつ入ったかを証明しようなんて思うな、憶測など一切交えるな。気がついたのが今なら「今気づきました」としか言えないんだよ。質問されたら答えればいいだけだし、調査が不服なら相応の措置を講ずればいいだけ。別に虚偽申告しようとしているわけじゃないんだから堂々と申告すればいいんだよ。却下されるか否かは別の問題なんだし、それを判断するのはこちらじゃないのだから。

 ああ、でも申告する前にもう一度被害状況を確認したいし写真撮りたいな。一応撮ったは撮ったんだけど、80枚って多過ぎだろう。別の角度から撮ったり少し下がって撮ってみたりしたら増えてしまった。そして似たような写真ばかりなのでどれがどこなのか判別に苦労する……やっぱり馬鹿だ。番号でも振っとけ。