エアコンを掃除して、窓際を掃除して、ベランダも掃除して。これで平和が訪れたかと思ったのに、まだ臭う。もうダメなのか、この家はもうダメなのか、カビ屋敷にでもなってしまったのか。エアコンのせいなのかなぁ、だからやっぱりエアコンって苦手なんだよなぁ、窓開けようっと……ああ今日は一段と焦臭いな。稲刈りシーズンだからあちこちで籾殻を燃やしてるんだよね。地域全体が焦臭くなるんだよ。だから車を運転していても迂闊に窓開けられない。開けるとどうなるかって？ 赤信号で停止したらボババババババ……と音が聞こえてきて何だろうと思った瞬間、窓から籾殻が舞い込んでくるんだよぎゃああああ。まぁ農村地域だからしょうがない。
ここでようやく「臭いのは家の中じゃなくて大気なのでは」と理解しました。馬鹿です。焦臭さもあるけど、田畑というか土のニオイもだよね。肥やしのニオイもあるし。それらが混ざり合って、家の中に流れ込むと。そしてなんか臭いと。湿度の高い日は特に臭うと。もしかしたらこの時期特有の現象なのかもしれない。
どうして今まで気づかなかったかって、２階の窓はほとんど開けたことが無かったからだよ。湿気が嫌でエアコンに頼っていたから……もしかしたら除湿機もあったほうがいいのかね？ そこまで暑くないけど湿気をどうにかしたい時とか。うーん、空調って面倒。
