とうとうゴミ拾いのためにアイテムを買い始めたよ、この人。どこに向かってるんだかね。分かんないね。
まぁなんというか、色々な思いはあるけど結局ゴミを拾うのは自分のためです。自宅周辺の道路にゴミが散乱しているのを放置すると毎日それが目に入るわけで、目に入るたびにゴミを捨てた見知らぬ人間に思い（呪い）を馳せ、「誰だよゴミ捨てたやつ」からどんどんエスカレートして
「様々な環境に適応するように生物は進化をし多様性を獲得してきたのであれば人間も当然同じわけで真面目な人間がいれば不真面目な人間もいるし多感な人間もいれば鈍感な人間もいる何故ゴミを道路や野山などに捨てるのがダメなのか理解できない人間もいて当然だろう仕方のないことであるそして読解力がある人間もいれば全く無い人間もいるのだから法を理解でき」
などと自分を納得させるために無駄なことをいつまでも考え続け、最終的には著しく憂鬱な気分になってしまいます。だから、そうなる前にササッと拾ってしまったほうが精神衛生上はまだマシ。
でも夏は暑くて火ばさみをガチガチ鳴らしながら練り歩くのも大変。日が暮れてから拾いに行っても蒸し暑いし蚊の餌食にもなるし、遠くでは改造バイクの音が鳴り響いて「あああの辺に隕石でも落ちてくれないかなぁ今すぐに」と呪詛を吐くなど大変嫌な思いをしました。いつもアルミホイルを投げ捨てていく蒙昧な輩がいるんだけど、今回はおにぎりごと捨てていて腐敗臭がひどかったです。いっそ腐ったおにぎりでも食べてぽんぽんが痛くなって懲りて二度とおにぎりを持ち歩かなくなればいいのに。ストレートに「○○ばいいのに」と書かないのは優しさではなく規約を遵守しているだけです。そりゃー腹の内にはそんな「ぽんぽん」とか可愛げのあるワードなんて存在しませんよ。ねぇ。
とにかく夏は特にゴミを拾いながら練り歩きたくない、そこで冒頭のアイテムが登場します。使い捨ての手袋とゴミ袋。朝は無理だけど帰り道にササッと車から降りてササッと拾えるように用意しました。実際拾ってみたけど、うーん、火ばさみのほうが楽かなぁ。車中で手袋着脱するの面倒臭いかもしれない。でも火ばさみは置き場所が……何はともあれ、まだ改善の余地はありそうです。どこに向かってんだろうなぁ、ホント。
