雑な貼り紙ですが、そういうことなんです。
真夜中にドアを開けたらアマガエルだらけでした。危ないよ、踏んじゃうよ。
なんかもう、みんな小さいのね。小さくて動きがどことなく鈍い。陸に上がって初めて大冒険でもしてきたんだろうか。しかし困った。夜中まで残業していた夫を迎えに行きたいのにカエルだらけで車が出せない。既に隣の車の犠牲になってしまったカエルも数匹……雨降りだし夜だしどうにもこうにも。
せめて被害を最小限に留めようと、霧雨の降る真夜中に懐中電灯で足元を照らしながら歩き回り、カエルを捕まえては場外(草むらなど)へ放り出しました。不審者極まりない光景。まぁ真夜中だしほとんど誰も通り掛からないから多分大丈夫。ていうかカタツムリまで出てきちゃってるし、ミミズもいるよ。10分くらい掛けてようやく車を出し、帰りも敷地外で降車してカエルを退かしながらジリジリと……何やってんだろうなぁホント。
路上はもっとひどいことになっていて、大変悲しい光景が広がっておりました。どうにかならないものかと思うものの、道路を通行止めにするか破壊するしか解決策が思い浮かばず、どうにもこうにも。そういうの解決策とは言いません。ダメです。
己にできることといえば、せめてカエルが道路まで進まないような対策……何だろう、ネズミ返しならぬカエル返しとか? アマガエル足に吸盤あるのに? じゃあ道路に出て行かず留まってくれるような庭にするとか。やはりカエルの楽園を作るしかないのか。しかしカエルの楽園って何だろう。カエルというかアマガエルの楽園……虫がいっぱいいて身を隠す場所があるような……自販機か。さすがに庭に自販機を乱立するのは無理があるので、普通に低木とかで勘弁してもらえますかね。