キレイな家を目指したい

物臭だけどキレイな家に住み続ける方法を模索しています

距離感の食い違いから喧嘩が始まる

 考えれば考えるほど「大丈夫かなぁ」と不安になる続きです。

 私が夫含め夫実家に受けてきた「価値観の違いじゃ済まされんだろこれ」という仕打ち。「悪気が無いほうが余計にタチが悪い」と夫に主張し続け、ようやく夫に伝わるようになるまで何年掛かったか。「今は平和です☆」なんて言えるはずもなく、色々なものを捨てたり諦めたりして、どんよりとした生活が続く日々。荒天よりは曇天のほうがマシ、というレベル。これを幸せだと思い込める暗示の仕方、誰か知りませんかね。

 「夫実家の中に放り込まれ、私一人だけ意見が違う」という状態を長いこと続けていると、私のほうがおかしいのではないかと不安にもなります。元々自分に自信が持てない性格なので、自分の意見が正しいかどうか即断できず「でもなぁ……もし……だったら……」と、しばらく考え込んでしまう悪い癖があります。今回もそんな悪い癖が炸裂して、「でも夫弟の奥さんも夫実家寄りのタイプだったら……」と静観してしまいました。でも違った。夫弟の奥さん、夫実家寄りのタイプじゃなかった。しかも嫌なことは嫌だとすぐに言えるタイプだ。ちょっとホッとした。それと同時に、やはり夫実家の環境って特殊なんだよなぁと大きな溜め息が出るのです。ああ、これから大変だろうな。

 喧嘩というものは意見が食い違い、なおかつ双方が「自分は悪くない」と思っているからこそ発生するものだと思います。夫弟が「喧嘩になった」と表現したということは、奥さんが何を嫌がっているのか全く理解していないし伝わっていない可能性があります。奥さんが「義実家の面々をホイホイと家に上げているのが嫌でたまらなかった」と思っているのは明らかですが、理由があろうが無かろうが、自分がいようがいまいが、実家の人間をホイホイ連れてくるなというのが本心だと思います。

 夫実家は「親は親、子は子、自分は自分、人は人」という家族間の線引きが非常に曖昧です。私なんかが見ると異国か異世界かと思うくらい距離感が近いです。それくらい、べったり。新居の鍵を普通に夫母に預けてたもんな。前回も書いたけど、私だったら絶対に嫌だしありえない。奥さんだってありえないと思っただろうよ。そりゃ喧嘩になるよ。ちなみに夫母の反応は「そうだったんだ~」くらいだったと聞きます。そうなんだ、嫌なんだって。そりゃ嫌だよ。というか言われるまで微塵も嫌がられること考えてなかったのかい! そういうところなんだよ……そういうところが……!

 夫弟の奥さんはこれから夫実家の距離感の無さや異質さに気づいていくのだろうな。今回の件で夫弟がどこまで自覚するかによるのだろうけども、夫を見ているとそんなにすぐ自覚できるとは到底思えません。大変だろうな、本当に。