キレイな家を目指したい

物臭だけどキレイな家に住み続ける方法を模索しています

「時間がある時に片付ける」は信用できない

 段ボールの山がありました。小屋の中にありました。私は火ばさみを取りたかったのです。その段ボールの向こう側の棚にある火ばさみを。手を伸ばしても取れません。段ボールが邪魔で届きません。結局、段ボールをかき分けて進む羽目になりました。うらあああああああ!

 突如出現した段ボールの山は何かというと、夫弟の引っ越し作業で生じたもの。十中八九、夫母が小屋に置いといていいよと言ったんだとは思います。このゴミ持って行くねとか言ってたし。別に段ボールなどのゴミを一時的に保管するくらいなら(建て替え前の夫実家のアレやコレやに比べたら)可愛いものなので別にいいんだけど、普通に邪魔なので潰たいし束ねたい。夫母もそこまで指示しないからなぁ……それができるなら私の苦悩も多少は減るでしょうよ。って、あれ、そういや資源物の収集日……段ボール捨てさせろぉぉぉぉ!

 気づいたのが収集日の前日の夜で今から束ねるの面倒だなとは思いましたが、このチャンスを逃すと来月まで段ボールが居座ることになるのでイヤです。絶対にイヤ。とはいえ私が勝手に束ねて処分するのも気分が悪かろうと思い、夫を介して夫母に訊いてみたんですよ。

夫母「時間がある時に片付けるからいいよそのままで」

 思い出しますね、夫母の実家である旧居のことを。「今度時間がある時に片付けないと」なんて何度か聞いたことがありますが、約10年の間に一度たりとも片付けに来たことはありませんでしたね。思わず下線引いちゃったよ。だから全く信用できないんだよ。

 そもそも「時間のある時に」って段ボール潰して束ねるくらい15分もあればできますよ。逆に言えばまとめるのに15分も掛かってしまうくらい大量に段ボールがあるということになりますが、そんな量の段ボールが来月まで小屋の中に放置されるのイヤでしょう。イヤじゃないんですか。イヤじゃないんだろうなぁ……。

 とにかく、15分もあればできる作業を「時間がある時に」と言うのは、結局のところ「いつかやる」と同じことなので信憑性に欠けるものです(自分の耳も痛い)。ああ、いっそ訊かずに片付ければよかった。片付けなくていいと言われた後に片付けたら、多少なりとも軋轢が生じますよね。つまり勝手に片付けるわけなのだから。昔に比べて随分と大人しくなったもんだなと思います。昔なら間違いなく「ふざけんなぁぁぁ!」とか言いながら段ボールを縛り上げていただろうに。近くにいると極力争いを避けたくなるんですかね。

 ああどうしよう。でも邪魔。やっぱり邪魔。というか、我慢する必要どこにあるんだろうな。おかしいよね。ゴミはゴミだよ? 誰がどう見ても明らかにゴミだし、夫母もゴミであると認識しているのだから、正真正銘のゴミなんだよ。小屋という共有スペースにあるゴミが邪魔で実害を被ってるんだから、「とっとと片付けてくれ」と言ったところでバチ当たらないよね。それどころか片付けてしまうのであれば、むしろ私がお人好しなんじゃなかろうか。夫母の機嫌損ねたとしても、別にほっとけばいいんじゃないの? なんで私が夫母の顔色窺わなきゃいけないんだよ。よし片付けるぞ、おらああああ!(と、段ボールを潰してまとめて縛り上げる)

 そんなわけで夫母の言葉を無視して片付けてしまいましたとさ。放置されている大量の保冷剤は1年間見なかったことにするので、来年残ってたら真顔で処分します。これは予告です。あと放置されてる壊れた家電製品も来年残ってたら怒り心頭で処分します。冷凍庫とかいい加減捨ててくれないかな……邪魔なんだよなホント。