キレイな家を目指したい

物臭だけどキレイな家に住み続ける方法を模索しています

相変わらず夫実家でモヤモヤする

「法事に出たくない……」

 人はいろいろあるので、人によってはそう思ってしまうこともあるでしょう。理由は様々です。例えば親戚(義理含む)に会いたくないとか顔も見たくないとか同じ空気も吸いたくないとか半径10キロ以内に近付きたくないとか、様々。お坊さんの孫自慢だけならまだしも「結婚はいいもんだよ~」「子供は?」「まだ若いから(大丈夫)」とか、独身者や子供のいない既婚者などが返答に困るような言葉を連発する様子には心底うんざりしたとか。こちとらもう若くないんだよバーカバーカ。バカって言う方がバカなんだよバーカ。そうだよバカだよバーカバーカ。勝手に脳内で泥仕合が始まるのですが、宗教って人の精神をゴリゴリと削るためだけに存在するんでしたっけか、ねぇ。

 と、万事がこんな調子だったので、法事どころか葬儀の最中ですらも「帰りてぇ」と心から願うのでした。まぁ夫祖父の葬儀や法事の時もそうでしたけどね。結婚1年目で田舎の常識に面食らって、帰りてぇを通り越して

「もうイヤァァァァァァ!」

って冗談抜きで叫びましたもん。ありゃ地獄でしたよ。本当に地獄。長男長男長男長男やかましいんじゃボケ! と、俗に言う「長男教」に敵対心を持ち始めたのもあの頃だったなー。それに比べたら夫祖母の葬儀は静かでしたというのは以前にも書きましたね。あちこちに毒沼はありましたけど。でもこちらだって昔よりは多少強くなっているので、浅い毒沼ごとき長靴で平気でザバザバ渡りますよ。毒食らいながら。

 それでも渡りたくないなと思うのは「純度100%の善意で敷き詰められた地獄への道」。例えば法事後に行われる「昼食会@夫実家」。私にとっては、まさに地獄。例えば最近は……

「オードブル!」「油!」

「煮物!」「なんかよくわかんない!」

「炊き込みご飯!」「独特の風味!」

「サンドイッチ!」「しょっぱい!」

「食パン配布!」「なぜ!」

といった感じで……サンドイッチは何故か夫叔母が作って持ってきたんだけど、あの「表面パッサパサ、中しっとりを通り越して生焼けのスコーン状の何か(大量)」を無造作にビニール袋に突っ込んでバレンタインの何かと称して渡してきた夫叔母が作ってきたサンドイッチなんだけど、具のタマゴはすごく塩気が効いてました。キュウリと何かの果物を挟んだ何かは、妙に酢が効いててツラかったです。正直に申し上げると、美味しくなかったです。本人曰く「このパンが美味しいの」らしいのでメインは具ではなくパンだったようだけど、周囲も「この『パン』美味しいね!」なんて言うもんだから、次の回では何故か食パン(2斤)が配布され、パンを抱えながら私は途方に暮れるのでした。いや、パンそのものは確かに不味くはないよ。過剰にフワフワしてて過剰にバターの匂いがして、焼いたらパンの美味しそうな匂いというよりは不思議なニオイしてたけど、まぁ食べれば普通に美味しいとは思うよ。でも別にお裾分けするようなものでもないんだよ。普通のパンだよ。実際、その辺のスーパーで売ってるもん。150円くらいで。それをわざわざ大量に買い込んで持ってきてお裾分けするのがよく分からないというのが本音というか、法事でいきなり食パン2斤渡されても困るというのが真の本音というか。なんかズレてるんだよな……。

 と、パン一つで話が無限に広がるのですが、一番主張したいのは夫実家のキッチン。汚いです。私の個人的な主観で汚いと言うのではなく、普遍的な汚さとでも言いますか、どうしてああなってしまうのか分からないというか、いやそれは普通に手入れをしないからだよとしか言い様が無いというか、自分でも何を言いたいのかよく分からなくなってしまう、人を混乱させてしまう何かが確実に存在しているキッチンなのです。

 例えばウォーターサーバー。建て替え時に私は「手入れが大変だ」と反対意見を出したのだけど、案の定、汚くなっています。可視部分だけでも汁はねのようなものが大量に存在しているのですが、毎週行く度に同じ汁はねが存在していて、こりゃー全く拭き掃除してないなというのがよく分かります。内部がどうなっているかなんてのは考えたくないです。

 そしてシンク内は相変わらずで、以前いろいろあってシンクを磨いた時があったんですが、

 

kireina-ie.hatenablog.com

その時とほぼ同じような状態でした。生ゴミを入れる袋がシンク内にあって、そこに水が掛かって水浸し。スポンジは1年も同じ物を使っているんじゃないのかというくらい弾力が無くなりスカスカ。本当にこれで食器洗ってキレイになるのか分からなくなるレベル。

 というか洗った食器はどこに置けばいいのか分からないくらい、ワークトップ上は物で溢れかえっていて、肝心の水切りカゴは常に大量の食器で埋め尽くされている状態。いつ行っても溢れてる。食器で溢れてる。これでどうやって料理するんだろうと疑問に思うも、夫母は空いたわずかなスペース(と言っていいのかも分からないスペース)で器用に料理している様子。片付ければスペース広がるんだけどな……。

 つまり何が言いたいのかというと、同居前の夫実家では食事に関して散々ツラい思いをしてきたのですが、同居後もあまり変わらないということです。相変わらずツラいです。昔はこのような愚痴など軽くポンポンと出てきたのに、今は昔のように軽く吐き出すことができなくなりました。やはり物理的な距離が近いと罪悪感も大きくなるようで……。