そういえば居を移して丸３年が経過していた、ということに気付いたのがつい昨日。色々あったなーというか、現在進行形で色々あるなーというか、何もないなんて時などあるのだろうかというか、私は無になりたいというか、いいよね無というか、まぁとりあえず住居に関する悩みが大方解消したことだけが良かった点であり、人間の悩みは全て対人関係であるなんて誰が言ったっけかなと思うのであります。疲れた。
３年で一気に老け込んだ気がして外出するのも億劫になり、家でフジロックのライブ配信を見ては「ああ……こういう所でエンジョイできる人生を送りたかった」と嘆き悲しみまではしなくとも、自分はただ摩耗するだけの人生だなと乾いた笑いが出そうになるのです。めんどくせえ。
そもそも外に出たところで楽しいことがあるわけでもなく、スーパーの駐車場に改造車で集まって人生をエンジョイしているアレな人々を見ては舌打ちしたくなったり、道路交通法など全く知らない若造がバイクでエンジョイしながら信号待ちの交差点であっち行ったりこっち行ったりと車線変更を繰り返して「邪魔じゃボケエエエエ！」と叫びたくなったり……何なんですかね、羨ましいんですかね私は。ああいう我が物顔で好き勝手している人間が羨ましいのだろうかと頭を抱えてしまうのです。人に迷惑掛けても気付かない、そんな図太い強靱な神経が羨ましいのは確かではあるのだけれども。落ち着けよ。
こういう時です。こういう時、無性に片付けたくなります。リセットしたいという願望なのかもしれません。まぁ片付けるだけで気が済むならやればいいじゃないですか。むしろやりなさいよ。３年使わなかった物なんてのは９割９分は一生使わない物だと思うから。
