キレイな家を目指したい

物臭だけどキレイな家に住み続ける方法を模索しています

また浴槽のフタが割れたので補修した

 浴槽のフタを洗おうとしたら、また割れた部分を見つけてしまって頭をかーかーえーるぅー。変な口調にしたところで何一つ解決しやしないし痛々しいので意味が無いどころかメリット皆無なのだけど、つい。もうやだシクシクシクシク。

 

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 やだとは言っても仕方ないもんは仕方ない。この家に住んでみて浴室について分かったことといえば「フタの3点止めフックは高齢者に厳しい」ということなのだから。保温性が高いフタであるがゆえに、フタが重い。その重いフタを持ち上げてフックに乗せるのが筋力の衰えつつある高齢者には厳しい。その上、入浴しやすいようにと浴槽縁の中央部分がいくらか下がっているお陰でフタの形状が独特なものとなり、いくら説明が書かれたシールが貼られようとも、どのように立て掛ければ良いのかが瞬時には分かりづらい。正しい立て掛け方をしないとフタは倒れやすくなる。まだ高齢者ではない私ですらも眠気MAXでフタを立て掛けようとすると間違えたり、間違ってなくても上のフックをロックし忘れる。倒れる。ぎゃあああああ、となる。そういうことなんですよ。そういうことなんです。どういうことだよ。

 現状、解決策としては「フックを使わず床にでも立て掛ける」なのだけど、それだって完全に解決するわけじゃないです。だって床に置いたところでフタが重いから持ち上げた時にツルッと……というケースも否めない。完全に解決するとなると「買い替えてシャッターフタにする」しかないでしょうな。しかしまだ使えるのに買い替えなんてのは勿体ない。この程度の割れで買い替えなんて勿体ない。つまり、修繕してそのまま使い続けるしかないのです。

 

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 というわけでいつものですよ。いつもの、というか久し振りですが。ホント、旧居にいた頃はあれこれやってたなーと思い出します。今なんか全然だもの。何か工作めいたことなんてのは本当に腰が重くて上がらない。昔はホームセンター頻繁に行ってたけど、最近は月に1回行くかどうかだし、結局、DIYは趣味になり得なかったなぁと。必要が無ければ関わらないといった感じ。まー、これくらいササッと終わらせよう。ササッと。

 

―― 数十分経過 ――

 

 ……終わらない。こんな狭い面積の、しかも適当でいいはずのものなのに、何度もやり直している。変にめり込んで段差になっているから、その隙間を完璧に埋めないと……という強迫観念が邪魔をしている。それに加えて、極力平坦にしなければいけないという強迫観念も邪魔をしてくる。隙間を作りたくなければ盛り上がるくらい塗っとけばいいのに。後始末が大変だから素手ではやらないと決めていたのに、気づけば指で均していた。最初は影響の少ない小指1本だけ、そのうち薬指で2本、うっかり反射的に親指使って3本、うっかり補修材が付着した中指で4本、もうどうにでもなれと開き直って人差し指も使って、結局右手の5本の指を使い切ってしまった。それでも失敗するのだから最悪だ。

 どうして過去の失敗から学習しないのだろう。「生涯現役」だの「日々勉強」だのといった言葉は何かしらの道に精通している人が言うから光る言葉なのであって、私のようなボンクラが言ったところで何の意味も無い。単に学習能力が無い奴なのだなという認識しか与えられない。孤独だ。補修材でベタベタになりながら唐突に思った。孤独である。フタの数センチの割れを補修するという、極めて単純で小さな作業でも失敗という体験が続くと、人は自信を失う。元々自信が欠乏している私はどうかといえば、世を儚む傾向が強くなる。面倒臭い。面倒臭いから、はよ切り上げろ。

 

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 というわけでどうにか切り上げてこうなりました。雑です。こんな雑なのに時間が掛かるとは、無駄の多い人生だなと……もういいからそういうの。完全に硬化するまで24時間でしたっけ? まぁ何とか。

 

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 余談。使い捨てゴム手を再利用されるのはいいとして、洗って浴室にこのようにして掛けられるのが……すごく……いや……。

 

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 100円ショップで小さい洗濯ハンガー買って、このあたりにでも掛けたらいいんだろうか。でも水が滴るから浴室に掛けているという可能性も否定できない……どうなんだろうなぁ。うーん。