キレイな家を目指したい

物臭だけどキレイな家に住み続ける方法を模索しています

キッチン引き出しのニオイ取り

 この季節になると思い出す。いや思い出さないけど。今ふと思っただけなんだけど。旧居では散々な目に遭って「(実家)帰りたい……」と泣いてたな。浜に打ち上げられたトドみたいに畳の上で転がってたな。そのうち体型までトドみたいになっt(強制終了)。

 まぁ、そんな散々な経験のおかげで水栓を自力で交換できるようになったり*1、タンスなどの家具を自在に解体できるようになったりしたわけだから、決して無駄ではなかったんだろうな。と、自分に言い聞かせている。現実を認めたくないのかもしれない。

 とはいえ中途半端にDIYスキルが上がったのは事実だ。結婚前の、まだ20そこそこの頃なんかスキルゼロに等しかった。せいぜい暇潰しに物置にあった不要な角材に不要な釘を大量に打ち付けて遊んでいたところを、リンゴ売りの兄ちゃんに目撃されるようなことしかできなかった。訪問販売にもかかわらず特に何か勧められることもなく、極めて穏便にお帰りいただけたのを覚えている。阿呆だ。

 遠い記憶が更に遠い記憶を呼んでしまったが、つまり何が言いたいのかというと、中途半端にスキルが上がっても、所詮は中途半端なので、知らないことはとことん知らないということだ。いやそこまで書いてないだろう、しれっと付け足すんじゃないよ。

 とにかく、知らないことは知らない。知らないことに気づけなければ、一生知らないままということもあるだろう。そして私はシステムキッチン内部のニオイ取りの方法を知らずに過ごしてきた。引き出し内部が臭うと気づいても為す術が分からなかった。冷蔵庫用の脱臭剤を入れようかと思ったこともあったが、何か違うような気がして、やめた。今思えば別にそれでも問題は無かったと思うが、とにかく「え、シンク下とか脱臭ってどうやるの?」と疑問に思い、思考停止して、放置していた。

 そんなある日、1年前に購入して放置していた湿気取りをようやく使用した。クローゼットやベッドの下などに置いたのだが、よく見ると備長炭入りで、用途には「流しの下」とも書いてある。ああ、こういうのでいいのか。

 

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 そして入れてみた。翌朝にはほとんどニオイが消えていたのでビックリ。まぁニオイの原因が排水口などではなく鍋などだから、すぐに消えたのだろう。魚臭かったり油臭かったりしたのが一気に消えて快適だ。これはいい。定期的に交換しなくてはならないだろうけど、3つで200円もしないしニオイも消えるのだから安いものだと思う。

 しかし、本当に知らないものは知らないんだなというか、なんでこんなこと知らなかったんだというか、マヌケというか、ちょっと調べりゃ分かるだろというか、いやはやなんとも。

*1:立水栓は除く