そんなわけでIH。掃除をしたんですIH。
トレーや網などは汚れたらその都度洗うけれども、うっかり忘れがちなのが扉です。上部に油汚れが集中しているのは、網の上に焼く物を乗せると同じような高さになるからでしょう。しかも魚臭い。猛烈な魚臭。うっかりパンを焼いても魚臭がする気がして美味しく食べられません。というか実際パンを焼いたら遠くに魚がいるようなニオイはしました。どんなニオイだよ、って、だから魚臭だよ。
ガーッと水洗いできたら楽なんですけどね。できないので地道に拭き掃除。最近、何でも億劫に感じてしまって「ああこれ丸洗いできたらな」とばかり考えています。最終的には家の中にホースで水をまきたく……いや、それはさすがに無いよ。さすがにそこまでは考えないよ。ブログだからって無理に冗談を織り交ぜようとするとロクなことになりません。
昔と違って内部もある程度拭き掃除できるのが良いですね。それにしても奥にやたらと焦げた痕跡があり、拭くと奥の右側上部と正面からパラパラと真っ黒なススのようなものが落ちてきます。それも結構な量。え、まさか腐食？ とドキドキしましたが、拭いた後はツルツルだったのでそうでもないようです。いやいや５年も経ってないのに腐食とか無いでしょ。特別変なモノを焼いた覚えも無ければ特殊な薬剤を使用した覚えも無いし。でも、じゃあこれは何なんだ。右側奥に向かって猛烈な油撥ねでもあった、ということにしておこうかなぁ。いくら考えたって分からないものは分からないのだから仕方ない。そう思いながら掃除モード（空焚きのようなもの）で内部の掃除を仕上げることにしましたが、原因は次の過程ですぐに分かりました。
掃除モードは20分ほど掛かるので、その間にガラストップを掃除をしていたのですが、ついでに排気口のカバーも洗おうと取った際、異変に気づきました。カピカピしています。
「？」
「！」
某・世界一短い手紙みたいになりましたが、疑問に思った瞬間、あることを思い出したのです。
- 先月半ばにガラストップがひどく汚れていた
- 母が、お粥を作っていて吹きこぼしたらしい
ここからは一気にグリル内の焦げの謎にまで繋がりました。つまり激しく吹きこぼしてグリルの排気口にまでお粥が入り込んでグリル内部の壁面まで被害が及び、次にグリルを使用した際に焦げ付いたと。
「原因は吹きこぼしたお粥だったんだよ!!（ビシッとグリルを指差しながら）」
「証拠は排気口にあるはずさ!!」
排気口内部を覗き込むと、本当にカピカピでした。結構奥の方まで拭いてみると排気で舞い上がるカピカピ。本当はグリル使用中に拭いちゃダメですよ。うわぁ、紙吹雪みたいでキレイだな、ってそんなわけあるか！（泣）
ああ分解清掃したいと切に思うものの、知識も技術も無いので破壊行為にしかならないでしょう。エアコン同様、どうしても心配ならメーカーに点検依頼するしかありません。ツライ。無力だ……。
とりあえず既に半月ほど経過している現在の時点で異常らしい異常は無いので、このまま様子見でもいいかもしれません。失敗は仕方ないのだけど、やっぱり排気口ガードを取り付けた方がいいんだろうか……でもアレって油撥ねをガードするのがメインだし、激しい吹きこぼしにはあまり効果が無いような……隙間あるし。あと、仮に設置してもグリル使用時には外した方がいいけど母に言っても多分忘れる……難しいなぁ、もう。
