キレイな家を目指したい

物臭だけどキレイな家に住み続ける方法を模索しています

電子レンジが原因で火事を起こしかけた理由と解決策

 「続く」とは書いたものの別に火事になりかけた話に続きがあるわけでもなく、何故2分を20分と間違えてしまったのか、そしてそれに対して防止策はあるのかという考察、いや考察というほどのものでもないのだけども、とにかく考えてみようという話です。長いよ。

 何故間違えてしまったのかというものは電子レンジの操作パネル部分を見れば「あー」とすぐ分かるようなものです。

 

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 ね。分かりづらいでしょう。いや分かりづらいわけでもないんだけど、それはあくまでも自分は大丈夫だという話なだけであり、「機械が苦手で、かつ高齢者」という母の視点からすれば「ボタンがいっぱいで分かりづらい」となるのです。じゃあなんでこの電子レンジを買ったのかというと、壁際で使うので縦開きの方がいいかなと思ったものの、縦開きの単機能レンジを探してみるとなかなかシンプルなものが見つからず……というわけです。少し分かりづらいだろうけど覚えられるだろうな、なんて思って買ってしまいました。

 手動で温める場合は

1.「出力切替」ボタンを押して選択する

  (600Wは1度押し、500Wは2度押し)

2.温める時間をボタンを押して設定する

  (10秒・1分・10分の3つのボタンを複数回押すなりして希望の時間になるように設定)

3.最後に「あたためスタート」のボタンを押す

という3つの手順を踏む事になります。それぞれのボタンの意味を理解していれば何ら難しい話でもないのだけど、「温めたい時は、このボタンを押して、このボタンを押して、このボタンを押す」という丸暗記方式の覚え方の場合、少しでもイレギュラーな事が発生すると対応出来なくなってしまうんですよね。

 今回誤って20分に設定してしまった原因というのは、ボタンを配列を見て分かるとおり、「1分」と「10分」のボタンを押し間違えたからです。極めて単純な問題であり、非常に大きな問題であります。押し間違いなど誰にでも起こり得るからです。機械の得手不得手など関係ありません。うっかりその場を離れてしまえば、最適な時間が過ぎても温め続け、煙が出ようがお構いなしで、設定時間まで温め続けるのです。そもそもなんで「10分」なんてボタンがあるんだよ。こういう時なんか特に危ないじゃないか。それなら何故それに気づかずに購入してしまったのかと問われたら返す言葉もありません。完全にブーメランですね。

 「高齢者だから○○だ」なんて決め付けてしまうのはとてもよろしくない話なんだけども、少なくとも私の母の場合は、元々機械と分かり合おうとはしないタイプで、うっかりミスが非常に多く、高齢になってさらに磨きがかかったという感じです。だから、とりあえず電源のオンオフだけはしっかり覚えてもらって、どうにもならなかったら強制終了しろと教えてます。とはいえ、あのIHクッキングヒーターでも基本的な使い方はどうにか覚えて料理しているので、全く覚えられないわけではありません。だからこそ、この電子レンジでもどうにかなるかと思ってしまったわけです。

 しかし、今回のようなケースの場合はそういう問題じゃないですよね。押し間違いに気付かなければどうにもなりません。仮に近くにいたとしても、温めている事を忘れてしまえば煙が出るまで気付かないでしょうし。年寄り扱いするなとはいえ、未然に事故を防止するという観点からすれば、もっとシンプルな電子レンジに買い替えてしまうというのも一つの手だと思います。そしてそうしようかと考えているのです。痛い出費ではあるけれども、誤操作が原因で火事になるよりは遥かにマシですよ。自動あたため機能もいらないな。時間設定はダイヤル式がいいな。あと冷蔵庫も欲しいな。どさくさに紛れて何言ってんだ。まだ諦めてないのか。