楽しくたって嫌だって、時の流れは一緒だから。うっかり謎ポエムを添えたくなりますが、どうにかお盆をやり過ごしました。前々日の晩に夫の枕元でクダを巻き続けた結果、事前に飲まないと宣告するという形になり、まぁなんとか。夫母が「運転するから飲まないんだってー」と言った時は若干チクッと刺さるものがありましたが、まぁなんとか。それでも食い下がって最終的にはノンアルコールのビールを飲ませていたのは美しい親心と捉えるべきなんですかね。なんて書くあたり、悪意が湧き出ているのがバレバレですか。
正直に言えば、なんで息子にそこまでして酒を飲ませたいのか、飲まなければ不服なのかが分かりません。自分が酒飲みじゃないから分からないのか、母親になった事が無いから分からないのか。ただ一つ言えるのは、私は夫の酒癖が仮に悪くなかったとしても、あんなに酒に弱いのであれば飲酒を止めると思うのだけど、そういう考えというのは薄情なんですかね。考えれば考えるほどモヤモヤするので、もう考えるのはやめよう。でも夫が「もう酒はやめた」と公言しない限り、この悩みが尽きる事は永遠に無いのです。あースッキリしないわー。
ちなみに酒以外の面はというと。数年前まで住んでいた所に泊まる事になったのだけども、非日常を味わうというよりは日常の幻影に追われる羽目になりました。なんかもう違和感すごい。３年前にタイムスリップしたような気分で「家に帰りたくない」と口走ったり……いや帰りたいんですけど、すっごく今の家に帰りたいんですけど。当時は本気で帰りたくなかったよなぁ。それにやる事が無くてすっごくヒマなんだけど暇潰しになるような店も無いし、周辺をドライブしようにも勝手知ったる何とやらで新鮮味がゼロだし懐かしさもゼロ。仕方なく隣町（？）まで行って古本屋で何か暇潰しになるようなものを物色していたら、PS３のソフトが安かったのでうっかり買ってしまうという、なんというか、田舎のばーちゃんちでヒマを持て余している中学生みたいな気分になれました。あと、たらふく食べさせられて胃が破裂するかと思った。宿で夕食を食べた後に飲み屋に連れて行かれて頑張って食べて、最後に残っていたウーロン茶を全部飲んだら、胃の形に沿って痛みが走って苦しかったなぁ……珍しく胃薬の世話になったよ。自分が食べたいものを食べられる量だけ頼めばいいのに。なんて思うのは協調性ゼロなんですかね。ああ苦しかったなぁもう。
