まぁなんていうか、母の機嫌が悪そうだったんですよ。心当たりが全く無いわけじゃなかったので、ああ怒らせてしまったんだろうかなどと思ってしまうまでは別段おかしな事でもないと思うのだけど、“どうしよう、どうしよう”という声が心のどこかから湧いてくると同時に内臓が絞られるような感覚に陥り、ゲッソリとしてしまったのです。子供の頃からこんな感じの事はよくあったんだけども、今考えるとこれって完全に親の顔色を伺ってたんだろうなと思います。同居を始めてからその事に気づいて、もう怒らせたら怒らせたで仕方ないじゃないかと意識するよう努めてきたものの、そう簡単には直りません。直ってくれません。でも睡眠不足は悩みから来るものではなく、単に忙しいのと、夫のいびきが中途半端にうるさくてなかなか寝付けないせいです。
妖怪「しゃもじなめ」です。炊飯器の横に来ては、しゃもじを舐めます。油分もお好みらしく、時には調理後のフライパンを狙ったりするので油断してはいけません。じゃなくて、キッチンばさみと一緒にあったデジタルスケールはどこに置いたのかという話ですが、一瞬で終わります。
ここです、ここ。しゃもじなめがどいてくれないどころか写真を撮ろうとしたら一緒にバックしてきたのですが、ここ。いや普通に下ろそうよ。
下ろしました。ここです、ここ(しつこい)。でも電子レンジの上か……直接ここで使うわけじゃないのでいいかなーと思いつつも、何となくイヤな気もします。まぁ他に良さそうな場所があれば移動させようかなと。鍋敷きも移動させようね。なんか邪魔。