キレイな家を目指したい

物臭だけどキレイな家に住み続ける方法を模索しています

セフィオンテクトに防汚性のある洗剤は本当にNGなのか

 トイレの話が続いた事だし、何ならついでにもう1つ。すっかり書き忘れていたトイレの話をします。今回の話は「説明書をよく読め」の一言で済んでしまうようなものですが、「百聞は一見に如かず」と言うように、自ら体験するとよく分かるのです。画像はありませんが、相変わらずトイレの話で今回は汚れに関する話題なので「大丈夫だよ!」という方はどうぞ先へお進み下さいませ。

 

 

 

 

 話としては ↓ この記事の続きとなるでしょうか。

 

kireina-ie.hatenablog.com

 まず我が家のトイレはネオレストであり、「きれい除菌水」の機能を搭載したモデルです。分不相応、というのはさておき、今どきのTOTO便器は大抵セフィオンテクト加工されているので昔のトイレに比べてかなり汚れにくく、また、汚れを落としやすくなっていると思います。それに加えて「きれい除菌水」。理屈抜きにしても、きれい除菌水が加わったおかげで更に汚れにくさがアップしているのは体感出来ました。トイレ使用時以外でも定期的に自動で洗浄しているのも汚れにくい要因でしょう。最初はトイレから「ウィーン……」という物音が聞こえてきて何事かと思いましたが。いやだから読めよ説明書。

 いくら汚れにくいとはいえ、掃除をしなくていいというわけでは当然ありません。常々便器ブラシという存在が苦手だった私は、シャットを導入しました。便利でした、それはもうとても。しかし思い返せば、シャットを導入してからは1週間そこらで汚れが付くようになっていた気がします。ロクに説明書も読んでいなかったので、セフィオンテクトの特性などに関しては、ふんわりとしたイメージしか持っていませんでした。なんか汚れ付きにくいんだよね、くらいの。

 というのが以前の記事の話で、じゃあ試しにシャットを使わなかったらどうなのかという事を試してみたわけですよ。シャットを使わず、掃除は便器内以外の部分のみにして、どのくらいで黒ずみなどの汚れが出てくるのかという……実験とか実証とか言うほどのものじゃないけども、改めてネオレストの汚れにくさはどんなもんなのかという確認を、ね。サボりじゃないですよ。

 結論を先に述べると、1週間そこらじゃ黒ずみなどの汚れは発生しませんでした。2週間でも発生しませんでした。3週間でもほとんど発生しませんでした。さすがにそれ以上は耐えられず掃除しましたが、やはりシャット使用時とはかなり違うようです。防汚コート無しの洗剤付きブラシがあればよかったんだけどなぁ……残念。

 それと、TOTOのサイトに、きれい除菌水の有無で比較したものがありました。掃除無しで1ヶ月後の様子を見ると、きれい除菌水ありの方は大体キレイな状態を保っていたものの、きれい除菌水無しの方は完全に黒ずんだ輪染みが発生。つまりセフィオンテクトのみでは長期間の防汚効果は期待出来ないと考えられます。シャット使用時はセフィオンテクトの効果が十分に出ない状態で、シャットの防汚コートが切れかける頃に汚れが出てくる事を考えると、きれい除菌水のみでも十分な防汚効果は期待出来ないのではないかと思います。きれい除菌水が高圧で出てくるなら話は別なのかもしれませんが……いやどうだろう。なんか喩えが違うような。とにかく、「目に見えないレベルで入り組んだ部分に汚れが入り込むと、いくらきれい除菌水を吹き掛けたって届かない」というような事を想像しただけです。

 何にせよ「きれい除菌水+セフィオンテクト」の組み合わせが一番なんでしょうね。というか、きれい除菌水のみのトイレなんて無いからそこまで考えなくてもいいんだろうな。あとはどのくらいキレイな状態が保てるかなんだけど、旧居で使用していた旧型のネオレストでもプラスチック部分を除けば5年経っても割とキレイだったので、変な事さえしなけりゃ5年は大丈夫だろうな。10年いけるかなぁ。ここまで高機能だと家電扱いだよね。そうするとやっぱり10年くらいが境目になるのだろうか。修理か、リフォームか。いやまだそこまで考えなくてもいいんだろうけど、10年なんて、あっという間だし。はぁ。