何故か料理の写真を撮ると日の丸構図ばかりになってしまって（しかもズレてる）洒落た感じにならないのですが、そもそも洒落た感じの写真など撮っていたかなという疑問は投げ捨てました。というのはさておき、これは何かというと、何でしょう。
「あーミートソースあるけどパスタって気分じゃないんだよなぁ。なんかないかなー（冷蔵庫の中をゴソゴソする）……あ、餃子の皮だ。そもそもこの餃子の皮、ミニピザ用に買ったはいいけど水分でベタベタになって剥がしづらくなっちゃったんだよな。普通に餃子で一気に使えばよかったなー。そうだ、これでラザニアもどきを作ろう！ ラザニア作った事ないんだけど」
というノリでロクに調べもせずラザニアもどきを作った結果、餃子の皮が生煮えのような食感だったんですよね。調べてみたら「生地は茹でて使用する」という事を知って「そりゃーこんな厚みがあったら餃子の皮だって下茹でしないと生煮えにもなるよなー」と納得しながら食べました。あと何か足りないなーと思ったらホワイトソースだという事も知りました。ちなみに消化不良にはなりませんでした。良かったです。
翌日「まぁ完全に熱を通せばいいのか」と、表面のこんがり焼けたチーズは取り除いて食べ、中身を適当に切ったりなどして「これ……本当に食べるのか」と不安になるようなビジュアル（つまりグチャグチャ）にしてから電子レンジで３分ばかり加熱してグラタン皿に入れ直し、何ならついでに中途半端に余ってる冷凍ほうれん草を間に挟んで、最後にチーズを乗せて焼き直すという行動に出た結果、普通に美味しい物体が出来上がったのです。それがこれ。だから何なのか分からないのです。どうにか一言で表すと
「餃子の皮でラザニアのようなものを作ろうとして失敗したのでグラタンとして生まれ変わったなにか」
でしょうか。もう普通にグラタンでいいよもう。もう。
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以上から何か教訓が得られるとしたら「冷蔵庫の余り物は、適当に集めて煮る（スープ）か適当に集めてチーズ掛けて焼く（グラタン）かすると割と減るよ」でしょうか、というようなタイトルになりました。真の教訓は「知らないならちゃんと調べろ」だと思います。今度、気が向いたら、ちゃんとしたラザニアも作ってみたいです。ええ、気が向いたらですが。
