キレイな家を目指したい

物臭だけどキレイな家に住み続ける方法を模索しています

片付けに必要なのは時間ではなくて「やる気」だ

 前回の記事のような文体に変わる時は気分や機嫌が下り坂という場合が多いので要注意なんですが、そういうタイミングで爆弾を投下されると非常に困るんですよ。ねぇ、本当に。面倒臭いながらも放置されるのが嫌で嫌で堪らないので車を借りてゴミを業者に持ち込もうとしたところ

「『持ってくの待って』って言われた、なんか業者呼ぶからって」

と言われてドカーン! ですよ。そりゃもうドカーン! チュドーン! ですよ。よーぶーなーらーさっさとよーべーよー!! おっせーんだよ今更!! という勢いで怒り狂い、そもそも家督と言われてるくせに従順にイエスマンやってんじゃねーよコンチクショウ!! この伝書鳩!! ポッポーかポッポー!! 渋柿でも食ってろゴラァァァ!! と、夫にまで飛び火。焼けるものは全て焼き尽くしてようやく鎮火。ああ、やっちまった。

 鎮まってから冷静に考えると「やらなくていいよ」の一言が起爆剤になんかなり得ないんだよね、普通は。普通の家、そして普通の人達の会話だったら「そうなの?」「分かった」で終わるはず。そもそも普通の家は大小問わずゴミを庭に放置し続けて腐らせたりなんかはしない。つまり問題は言葉自体ではなく背景に存在し、たった一言でドカーン! と爆発するほどの鬱憤が過去から現在に掛けて蓄積されていた、という事になるかな。まぁブログ読み返せばどれほど蓄積されているか分かるけども。

 あと、正確には冒頭の一言よりも、その言葉を発するに至った理由の方がイラッとした。「悪いから」だって。そう、旧居の片付けの件も含めてあれこれやってもらうのが悪いからー、と言っていたらしい。うーん、今まで散々放置して見なかったふりしてきたくせに、いざ人がやろうとすると「悪いからやらないで」って、それ、単に己の罪悪感から逃れたいだけなんじゃないの? と思ってしまうんだよ。本当に心苦しいと思ったら、手伝うよね。自分でも片付けるよね。今まで散々私が片付けてきたのに、何もしなかったよね。 今まで1年以上あったよね。例えばロッカーに突っ込まれてた腐れ段ボールだって、別に数時間あれば終わるレベルだよ。日干しする時間は除くけど。

 だから「時間が無い」というのは言い訳に過ぎない。単にやる気が無いだけだ。私だってやる気なんて滅多に起こらないよ。それでも絞り出して、それはもう中身のほとんどないわさびチューブからどうにか絞り出すようにして頑張ってきたんだよ。それなのに、私が片付けてるのを見ても何もしないくせに、頑張ってる横から「悪いからやらなくていいよ」とか言われたら腹も立つよ。カチンとくるよ。じゃあやれよって思うよ。でもやらないだろ。全然やらないだろ。それを今更「業者呼ぶから」なんて、じゃあ今すぐ呼べよ目の前で呼べよって詰め寄りたくもなるよ。ああ、苛々する。

 それでその後どうなったかって、まだ分からない。私が怒り狂った結果、夫が「じゃー啖呵切ってくる」と言って集落の行事(掃除)に出掛けて行ったまま、まだ帰ってこないので。というかな、別に啖呵切らんでも普通に「やるからいい」と言うだけでいいんだけどな。というか最初からその場でそう言えばよかっただけの話なんだよ。なに普通に鵜呑みにして話をそのまま持ち帰ってきてるんだ。本当に変だと思う、夫一族は。