キレイな家を目指したい

物臭だけどキレイな家に住み続ける方法を模索しています

野菜を素早く腐敗させる事が出来る。そう、高気密高断熱住宅ならね。

 

 あいや全くもって濡れ衣……とは言い難い現状。条件次第では野菜が常温保存でガッツリと腐れます、高気密高断熱住宅。

 

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 腐れた部分を取り除いた後、どうしようかなぁと悩む図。酷いのは1本丸ごとダメ。というか画像の中の角切り状態のものも、悩んだ結果ゴメンナサイ。結局、シチューにして煮込んで食べたけど大丈夫でした。まぁカビが繁殖したわけでもなかった(と思う)ので食べたんですが、出来ればこんな状態にはしたくない。そりゃ誰もわざわざ腐ったニンジンが良いとは思わないよ。

 そもそもこのニンジンが何故腐れたのか。それは母の「こんなのは冷蔵庫に入れなくていいの」という一言から始まります。そうかなーと思ったものの、自分の知識も今一つ乏しいので、母の言う事に従いました。他の根菜と一緒にカゴに突っ込まれるニンジン。ビニール袋に入ったままのニンジン。ビニール袋のまま、通気性のあまり良くないカゴに突っ込まれたニンジン。そして室温は「ここ最近は暖房無しでも一日中通して22℃を切る事がなかった」という、高気密高断熱の家。腐れました。いやそんな状況じゃ普通の家でだって腐れるわと思うけど、そういうレベルじゃない。それはもう、ものすごい勢いで、見た事が無いくらい豪快に、腐れました。「親の意見と茄子の花は千に一つも無駄はない」、敗れたり。

 思い出したけど、そういや母は昔からいろいろな物を腐らせてた。ナスも常温で冷蔵庫の上に放置して腐れ汁垂らしてたし、冷蔵庫の中に放置した瓶の中で腐海作ってた。ダメじゃん。

 というわけでいろいろ調べてみたんだけども、ニンジンは室内で長期保存というのは向いてないみたいです。湿気にも弱いし、乾燥にも弱いし。新聞紙などで包んで冷蔵庫の中で立てて保存しても、せいぜい1~2週間程度なのかなぁ。だから、なんかもうね、長期保存したくば土に埋めとけという感じらしいです。まぁ畑あるから不可能ではないんだけど、正直そこまでは……だったら用途に応じた形に切ったり擦ったりして冷凍保存するかな。

 何となく夏場の常温保存は向いていないのだなという事は分かったんだけど、じゃあ保存の適温ってどれぐらいなんだろと調べてみたら、「野菜の最適貯蔵条件一覧」というのを見つけました。( http://cse.naro.affrc.go.jp/mnagata/index.html のサイト内にある)

 ええと何々……ニンジンの貯蔵最適温度は0℃で湿度が98~100%、とな。え、湿気に弱いというわけじゃないのか? 考えてみれば確かに土の中は乾燥してないな。というかこの辺を理解するには相対湿度じゃなくて絶対湿度が必要な気がするので投げます。あっさりと豪快にぶん投げます。何にせよ一般家庭で温度や湿度を一定に保つなんて無理無理絶対無理なので、長期保存なぞ考えずにさっさと消費しろという事ですかね。ため込むな、と。